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自国の事に関心なし!?国際交流が浮き彫りにする日本人だけが政治や文化の話題に疎い事実

こんにちは、あきです。今回は教養のない人は留学先でもたくさんチャンスを逃します。というお話です。


オーストラリアに渡航するとたくさんの外国籍の人々と交流する事になります。
語学学校、職場、ホームステイ、ミートアップなど、そういった場所に行くと様々な国籍の人達と英会話をする事になるでしょう。

その際に定番の話題の一つがお互いの国の事情や文化の話です。

政治、経済、国際問題など、あなたの思っている以上に海外の方々には関心のある話題であり、皆自国の事情を理解した上で自分なりの見解を持っている方も非常に多いのです。

英語力はもちろん必要ですが、この話題で最も大事なのは「教養」です。


私の個人的見解ですが、他の外国籍の人達と比べて日本人は圧倒的に自国の事を知らなすぎると感じます。


こういった話題に限ったことではありませんが、どれだけ英語が達者でも自分の知らないことやわかっていないことは説明の仕様がありません。

私自身もオーストラリアに来てからこの話題について触れる機会が増えたおかげで今はだいぶ日本の今の政治や経済についてもそれなりに説明できるようになりましたが、当時は無知のせいで何も喋れないという事もよくありました。


またその無知ゆえにいくつかのチャンスも逃した経験もあります。

冒頭から色々説明しましたが、この記事を通してみなさんにお伝えしたいことはひとつです。


海外で英語を学ぶなら、外国人と仲良くなりたいのであれば、日本の事についてしっかり勉強しておきましょう。

そうすることで以下のメリットがあります。

• 話題に困らなくなる
• 関心の幅を広げられる
• 質の高い交友関係ができる

教養を身につけておくことで留学生活で得られる質をより高める事ができます。


本稿ではなぜ教養を身につけておくべきなのかという理由と、教養があると得られるメリットについてお話していこうと思います。


1. 無知はチャンスを取りこぼす


冒頭のお話の繰り返しですが、初対面の人でもある程度仲の良い友達ともお互いの国の話というのはとても頻繁にします。

私自身もオーストラリアに来てから、何度もこの話題について話した事があるのですが、最初の頃は英語力の低さもさることながら、自分の教養のなさを改めて知る事になりました。

この手の話題になると、みんなすごい熱を持って自国の文化だったり国際事情の事について前のめりに話をしてくれる事がほとんどです。


特にアジア圏の友達や同僚は日本の政治や歴史、文化にもかなり関心のある人も多く、人によっては私より日本の事に詳しかったりもしました。

すごい熱心に話をしてくれる友達をみて、

「自分は日本の事について何もわかってないなー。」

と、オーストラリアで外国人と話をするようになって改めて気づかされました。

私が日本にいた時はこのような話題で盛り上がる人は周りにいなかったので、日本の政治や経済などには興味がなかったのは事実です。

日本の事情もさることながら、海外の政治や経済事情なんてなおさら興味もありませんでした。

それなのにオーストラリアで出会う外国人たちは皆、自分の国については誇りを持っていて、海外の事についても関心がある。


この差を目の当たりにして自分の無知さが恥ずかしくなりました。

相手がせっかく熱心に語ってくれているのに全然内容が頭に入ってこない自分に腹も立ちました。


そう感じてからは日本の経済事情や政治などについても関心を持ち、国際事情についても調べる癖をつけるようになりました。

そうすると私はある事に気づきました。

教養のある日本人は決まって英語力も高いのです。


また友好関係も幅広く、様々な国籍の外国人の友達がいるのです。


これは私自身、政治や経済などの知識を身につけて感じた事なのですが、自分の国の事をよく理解していると日本と他の国を比較して良い点や悪い点を発見できます。

また日本の事をちゃんと勉強するほど、他の国の経済や政治についても興味や関心が湧きます。
オーストラリアで普段から日本人以外の友達と接しているなら、なおさらです。


初対面で自分があまり知らない国出身の人と出会った際は相手の国についての話をすごい関心を持って聞けるし、自分も相手に日本の良さを知って欲しくて色々話します。

気づけば、私自身がすごく前のめりに熱を入れて英語で日本のプレゼンをしていたりしました。

そういった話題の話を何度も何度も繰り返ししていると、自然と英語での説明も上手くなっていて、熱がこもった話をした相手とはとても仲良くなれたのです。


私の体験談はあくまでほんの一例ですが、

教養は自分をアピールするチャンスを大きな結果に変えてくれるのです。

そのひとつひとつのチャンスをしっかりものにしていくことで自然と英語力が上がり、深い話ができる友達も増えて行きました。



2. 教養があると得られる利点


上記のことから教養が備わると留学生活で大きなメリットがあります。

また確かな教養とはその人のひとつの個性であり、武器になります。

特に人付き合いで大きな恩恵を得る事ができ、具体的な利点は以下の3点です。

• 話題に困らなくなる
• 関心の幅を広げられる
• 質の高い交友関係ができる


一つずつ順番に見ていきます。


 1. 話題に困らなくなる

留学初期の英語を使う事に慣れてない時に英会話で一番困るのが「話題」です。

ひとつひとつの話題に対して話せる事が少ない時は
相手に色々質問して話して貰うか、相手からの質問待ちの会話になりがちです。

自分から話せる話題が多いことは考えている事を英語にする練習になりますし、学習初期で英語を使う事になれる上でも自分が話たい話題が多いことはとてもいいことです。

日常会話が問題なくできるくらいの英語力があっても話題がないと話せなくなるのは変わりません。


また教養があると考えた事をわかりすくまとめるという思考力もつきます。


教養は話のネタの豊富さにも直結するので、せめて日本の現在の資本主義については日本語でいいので説明できるようにしておきましょう。



 2. 関心の幅を広げられる


先ほども述べましたが、例えば日本の政治や経済のことについてよく理解ができてくると、横伸ばしに海外の政治事情にも興味や関心を持つ事は自然です。
留学先では様々な国籍の友達とこういった話題で話をする機会は自ずと増えていくでしょう。

その時に相手の国の話の話にも関心を示せるようになるでしょう。

またそういった姿勢は話す相手にも必ず伝わります。
自分の話をとても熱心に聞いてくれることに嫌悪感を覚える人はまずいないので、話をよく聞くことで相手からの信頼も得る事ができます



 3. 質の高い交友関係ができる


教養がつくと英語でもより深い話ができるようになります。
どの言語を使っても自分の考えや思考が理解している領域は変わりません

話す言語が変わる事で語彙や表現は乏しくなるかもしれませんが、あなたの考えや想いはある程度伝わります。
英語力に高さに頭の良さや思考の深さは比例しないのですが、教養や知識はきちんと比例します。


自身に確かな教養や知識量が備われば、言語がたとえ英語であっても中身のある会話や深い話はする事ができます。

深い話ができた友達とはより深い友好関係も築けます。
そうやってできた友達はあなたの留学生活をよりよくしてくれるでしょう。


おわりに

いかがだったでしょうか?

海外で英語を学ぶなら、外国人と深く仲良くなりたいのであれば、日本の事についても勉強しておきましょう。
教養を身につけ、様々な知識を蓄えておく事はあなたの思考力そのものを上げてくれます。


また留学先で作る交友関係においても以下の利点があります。

• 話題に困らなくなる
• 関心の幅を広げられる
• 質の高い交友関係ができる

教養を身につけておくことで留学生活で得られる質をより高める事ができます。


これから留学する方、現在留学中の方、そして日本で現在暮らしている方も

今一度、私たちの母国である日本のことについてしっかり知っておきましょう。

あなたの前に現れた外国人が日本のことについて教えて欲しいと言われた時、

熱意を持って日本について語れるような知識と教養を身につけましょう。


日本人として生まれた以上、日本に誇りを持てるような人である事を私は皆さんに願います。


今回の記事は日本の教養の重要度についての内容でした。
オーストラリアにおいて日本人の強みについて書いた記事を下記にリンクしておきます。
3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。


では また別の記事で



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