腸管出血性大腸菌と戦った話2


なかなか陰性にならない日々(6/15~7/6)

検便提出から3日後の6月15日、保健所から家族の検査結果の連絡がありました。二人とも陰性。とりあえず感染はしておらずひと安心。夫の下痢はただの体調不良だったようです。
夫婦で相談して私は引き続き在宅メインで仕事&出勤が必要な時は夫が在宅勤務をすることにしました。
夫は基本的に会社に出勤&買い出し等の担当。
あとは子供が陰性になるまでは感染に気を付けながら育児&在宅で仕事です。


子供の下痢が始まってから2週間ほど経過しましたが軟便からなかなか普通便に戻りません。
やはりO-111がまだ腸の中にいる影響なのでしょうか。
回復の兆しが見えないことから焦りを覚えます。
このころ保育園には他の園児と職員の方の感染の報告が集まっていました。ピーク時で全園児の1/5の数が感染しました。改めて感染力の強さを実感しました。


ちなみに家庭内感染予防として


やめたこと⇒タオルの共用。食器の共用。

やったこと⇒おむつ交換時の使い捨て手袋の使用。   ドアノブなど共用部分の消毒。

食器や調理器具は都度熱湯消毒をするようにとのことでしたが頻繁なので我が家は食洗器を使って代用していました。あまりおすすめは出来ませんが。これで感染することは無かったです。
あとは手洗いをこまめにすることを心掛けました。
また家の中にこもりっぱなしもよくないので子供と一緒に散歩に行ったり人が少ない時間を選んで公園で遊んでいました。


6月16日から6月19日は軟便と硬めの便が交互に出ておりました。6月20日になると軟便は出ず。硬めの便がでました。6月21日、便が普通便に戻りました。いよいよ完治も近いのかも!という期待でみんな笑顔に。
保健所からは普通便が3日連続でたら検便に出してくださいと言われたので6月24日早速提出。もしかしたら治ってるかもと期待します。しかし6月29日、まだ陽性であるとの報告が保健所から入りました。まだ治ってきたばかりだからね。仕方ないです。二日後、再度検便を提出します。子供はもうすっかり普通便になって食事も普段と変わらないものをとり元気に過ごしています。今度こそ陰性になって!

提出から5日後の7月6日、保健所からまだ陰性になっていないとの連絡が入りました。
長い!長すぎる。子どもも自分もストレスのピークです。いったいいつになったら陰性になるのか?!
他に感染した子の親御さんからも普通便に戻っても陰性結果がなかなか出ないとの情報が。我が家に限ったことではないですが、長い戦いでみんなに疲れが見えます。しかし陰性になるまで耐えるしかありません。お互い励ましあって別れました。

続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?