見出し画像

4年サービスデザインゼミ(2021)

●サービスデザインゼミ(吉橋ゼミ)について

1.概要:
情報・IT分野に限らず世の中の多くのものが「サービス」として機能しています。製品やサービスの企画から、ウェブやアプリのUIデザイン、UXデザイン、ビジネスまで、顧客のエクスペリエンス(経験価値)を考えることが、デザイナーに求められています。社会に目を向け、新しい価値をもたらす「サービスデザイン」について実践しながらより深く学んでいきます。(デジタルサービスに限定しません)

2.特徴:
1)実践的な知識とスキルを扱います:
 IT分野、UIUXデザイン,サービスデザイン分野でゼミ卒業生が活躍しています。
2)自分で考え自立できるデザイナーを目指します:
 テーマを見つけ、創造的に考え、表現します。
3)UIUX、サービスデザインの最新の知識とスキルを学びます:
 世の中の変化に対応して内容を常にアップデートしていきます。

3.こんなひとを歓迎します:
・デザインで問題解決したいひと
・社会課題に興味があるひと
・新しいものへの好奇心があるひと
・成長したいひと
・UIUXデザイン、サービスデザインの仕事に就く人、就きたい人
・マーケティングや企画、ビジネスなどの分野に興味があるひと
・医療やヘルスケア分野のデザインに興味があるひと
・UIデザイン,情報設計,サービスデザイン,認知科学(講義)の授業がおもしろいと思ったひと
(自己表現をしたいひとには不向きです)

4.定員と面談について
定員:10名程度(希望者が定員を超えた場合は選抜します)
・事前面談を行います(ポートフォリオは不要) 

【終了】事前面談日程:どこか1回に参加してください(10分程度)。 場所は別途掲示。
・12月11日(金)11:00〜12:00【オンライン】
・12月11日(金)17:30〜18:30【対面】
・12月16日(水)13:00~14:00【オンライン】

●2020年度 テーマ(9名):

「nuance,  部屋の中でのシーンや気持ちの切り替えを選りすぐりの香りでサポートするサービス」:調香可能なアロマディフューザー(ハードウェア)とスマホアプリ、カートリッジのサブスクリプションを組み合わせたサービスを提案した。「認知症予防のガイドラインのデザイン」
WHOの「認知症予防ガイドライン」の一部をビジュアルを用いてわかりやすく表現した。
「ぜん息で通院する人が健康状態を記録して自己管理をするための手帳のデザイン」
 喘息の患者が自身の体調を把握するための手帳とスマホアプリを提案した。

「magmo」
 雑誌のお気に入りのコンテンツをコレクションできるスマホアプリを企画した。(出版社との提携を想定)
「dear. 思い出を身につけるためのサービス」
 記念日に贈られた花束をアクセサリーに加工して永く身に付けられるサービスを考案し、アクセサリー、パッケージ、加工サービスのためのスマホアプリ(プロトタイプ)を制作した。
「友達と再会するきっかけを提供するアプリ」
 地元を離れて暮らす大学生や社会人を対象に、疎遠になりがちな地元の友人たちと再会したり集まったりする「きっかけづくり」をサポートするサービスを考案し、サービスのためのアプリを提案した。

「ワン防災 愛犬と飼い主さんのための防災情報アプリ」
 災害時にペットといっしょに避難する場合に必要な防災情報を飼い主に提供し災害に備えるためのスマホアプリと、サービス提供の仕組みをデザインした。
「すぐに絵本が読めるアプリ」
 若い夫婦に向けてサブスクリプションで絵本をレンタルし子供への「読み聞かせ」をサポートするアプリを提案した。
「友達同士で遊びのマッチングができるアプリケーションのデザイン」
 同じ趣味を持つ友人のコミュニティー内で、行きたいイベントや個人のスケジュールを共有して「いっしょに行く」機会をつくるアプリを提案した。

●卒制作品の紹介(2019)

●これまでの卒業研究制作(卒制優秀作品集掲載)

nuance-部屋の中でのシーンや気持ちの切り替えを選りすぐりの香りでサポートするサービス-(2020)

ワン防災 ペットと飼い主のための防災サービス)(2020)

発達障害ADHDを伝えるための情報の可視化(2019)

べじふる 安心安全な食材で作ったペットフードを届けるサービスのデザイン(2018)

観劇初心者がより演劇を楽しむためのサービス (2017)

誰かと映画を語りたい人をマッチングするサービス トークシアター (2016)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2017/id/s24/
女子高校生にトレンドの発見と発展のきっかけをあたえるSNS「VIBES」 (2015)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2016/id/s19/
服薬サポートアプリ おくすりラボ (2015)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2016/id/s25/
TimeLine ネット上の思い出をアナログで残すアプリのサービス (2014)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2015/id/s16/
楽しく待つためのサービス たんじょうびまでにできるかな? (2013)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2014/id/s15/

地域の物語をかたちにしたクレヨン こいわいろがたり (2013)
http://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2014/id/s25/
飼い主とペットが一緒に楽しむSNS うちのコ (2012)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2013/id/s17/
編み方を楽しく学べる教材 らくあみ (2012)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/g_works/2013/id/s14/
気に入った柄でバッグが作れるウェブサービス Pattern Journey (2011)
http://www.tamabi.ac.jp/pro/publication/g_works/dc_data/2012/?p=p118
バイオリンといっしょ 書いて、貼って、整理する 練習ログノート (2010)
http://www.tamabi.ac.jp/pro/publication/g_works/dc_data/2011/?p=p122

わたしとおでかけ ジャックと豆の木 携帯電話の移動履歴を使ったコンテンツ(2008)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/publication/g_works/dc_data/2009/?p=p121
セリフカタログ 映画の名セリフをきっかけにして感動を分かち合うウェブサービス (2008)(旧称 エクスペリエンスデザイン・ゼミ)
https://www.tamabi.ac.jp/pro/publication/g_works/dc_data/2009/?p=p121

●参考:サービスデザインゼミ メディア掲載リスト

●ゼミのfacebookページ:

多摩美術大学 吉橋研究室/サービスデザイン ゼミ

・担当教員:吉橋昭夫(准教授)
・メール: yoshihashi★tamabi.ac.jp(★を@に変更)
・略歴:
http://www.idd.tamabi.ac.jp/design/outline/faculty/professor/yoshihashi.html

更新履歴:

2020.12.6 公開
2021.6.19 これまでの卒業研究制作に 2020年度の作品を追加

サポート、はげまし、おつかれさまなどはこちらから。