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東京国際柔術チャンピオンシップ20231回戦 一本勝ち 2回戦 反則負け


(今回見てくれている方の事一切考えずバーッと思ったまま書いたからネガティブ強めなので、ネガティブな言葉に引っ張られてしまうタイプの方は見ないでください🧎)


2023年5月13日、土曜日。


子供のことや、自分のことで色々あって、
1ヶ月くらいまともに練習が出来なかった。


練習が出来ないまま試合に出る事の恐怖と
練習が出来ない状態だからこそリラックスできていた部分と
試合前はふわふわした気持ちだった。

しっかりとした状態も作れず、
こんな気持ちで試合にでて良いのか悩んだりもしたけど
1ヶ月間、試合に出ることをモチベーションに色々な事を頑張ることができた。

試合にでるからには勝ちたい。
でも、試合に慣れるという事を目標に、
とにかく出られる全ての試合にでると決めている。

私はやると決めたらやる。
やりたい。
やめておいた方がいい場面でも、
やりたいから、やる。


そうやって生きてきたし
これからもそうやって生きたい。

だってやらないで後悔したくないし、
やらないまま明日死んだらどうしようって思う。





試合前の緊張感は今回が1番だった。

2週間前から吐きそうになっていた。

みんなに、【緊張をとく方法】を聞きまくって
自分でもたくさん調べた。

でもダメだった。
やたらと緊張した。



試合当日も

動画の撮影もあり
もっとちゃんと色々言わなきゃって
思ってはいるんだけど、
緊張でまったく頭が働かなかった。
ゆみえさんやたぶちさんが緊張をとかそうとしてくれているのに、上手く返事ができなくて申し訳ないと思った。
試合前に笑顔作ったりは、無理だと思った。

不安症なので予定の1時間以上前には目的地についていたいから、試合の時間がせまっていて
ずっとソワソワしていた。


会場について、
周りの人がみんな大きく強そうに見える現象が始まった。
これはこの先もずっと続くだろうな。



逃げ出したいくらいの緊張だった。

別に負けても死なないし
バカにされないし(1部バカにする奴がいたとしても相手にする必要ないし)

わかっているはずなのに、怖くて仕方がなかった。

緊張で具合が悪くなって倒れるかと思ったし
倒れて試合がなくなればいいのにとも思った。


出たくてお金払ってエントリーしているのに
バカみたいだなと思った。
バカなんだけどね。



試合前に代表がめちゃくちゃウォーミングアップしてくれた。
緊張で呼吸が上手くできていないから
息が苦しくてこのまま死ぬかもと思った。

深呼吸しろと言われても
呼吸の仕方がわからない。

泣きたい。怖い。
でも代表を信じて頑張って呼吸した。


そうしたら少し体が軽くなった。



前回の試合では代表の声を聞かず
自分がやりたい事をしようとして
動きのない試合になった。


今回は試合中も
代表の声どおりにしっかり動こうと思った。




試合の番になり、椅子から立ち上がった。


緊張したりストレスがかかると
左耳がボヤーっとして聞こえなくなる。
突発性難聴、低音難聴、
病院行ってないけどずっと続いてるし目眩もあるからたぶんメニエール病なのかな。わからない。



前に進むしかない、はぁ、こわい、やだ、
ふわふわとした気持ちで審判に挨拶。
不安だから手をギューッと握った。
こいついてぇなと思われたかもしれない。


相手と挨拶して試合開始。


とりあえず開始の挨拶を上手くできるようになったことに少し安心した。




大柳選手の試合を参考にして、
タックルできるもんならしてみろよってくらい試合の構えを低めにしたつもり。
(動画見たらそんなに低くなかった)





ああ、また力が強いなぁ。
また恐怖が襲うも、
代表の声を聞きながらなんとか動いた。
自分はこうしたい、、よりも、
なるべく代表の言う通りに動いた。


草刈り失敗後に相手が離れて
仕切り直しかな?と思ったけどそのままだったので少し安心した。



クローズドガードになんとか持ち込んで、
シザースイープ!って聞こえるけど
頭真っ白で(うええ、シザースイープってどうやるんだっけ)って固まってしまった

このまま固まってるとヤバいなと思って
三角の形にして十字を作った。
相手が頭上げてるし少し離れてるから無理かなと思ったけど
代表やみんなの
(きめろ!きめろ!きめろ!)の声で、うーーーんって力入れ続けたら相手が前に倒れてくれたのできまった。

とても長く感じた。


横山選手の十字見て影響受けていたから極まってよかった。


長く感じた試合が終わった。
代表を見たらニコニコしてくれていた。

ああ、
やっぱり私は師匠の笑った顔を見るために
勝ちたいんだと、思った。

いつも何度も何度も同じこと教えてもらったり、迷惑ばっかりかけてるから。





みんなも笑ってくれていた。よかった。

まなみちゃん、たくみ、
後から入った子たちの前で
勝つことができてよかった。

いつも本当に頼りない先輩で、気を使ってもらってばかりで、申し訳なく感じていたから。




勝てた事の喜びで緊張が切れた。
もちろんもう1試合あるんだけど、
とりあえず1試合終わった!!って感じになっていた。
浮かれていたんだと思う。


また次の試合が近づくと吐きそうになるくらい緊張した。
なんで2回目なのに緊張するんだろう、
さっきより人が増えてる、
誰にも試合見られたくない、
やだやだやだやだやだ怖い、
息ができない、、


またふわふわしたまま、試合が始まった。

勢いが凄かった。
デラヒーバできない。

わーーーどうしよう、早いなぁ、
草刈りしたけど手を離してしまうし、、

今回の大会の目標だったベリンボロ狙えそう!って思ったけどまったくできず、、、


そんなこんなでさくさくポイントをとられ
いつのまにかニーオンされ(ニーオンされていることに気が付かない現象を、たぶちさんと、無意識オンザベリーということにした)
なんとかひっくり返すもクローズドうまく割れず、こうなったら足関で極めるか足関嫌がって起き上がってきたところで詰め寄ろうって思ってワキに左足を差し込んだけど外掛け反則。
もちろんなんっっっかいも教えてもらったけど
普段右足しか練習しないし、MMAの練習で外掛けやっていたから頭こんがらがってしまった。
次も膝内側に捻ってしまって反則(右足ワキに入れてた)
次また外掛け反則、
立ち上がろうとしたけど試合終了。

2回も許してくれてありがとうございました。


相手に怪我をさせなくて本当によかった。
MMAパーソナルは今後も昼クラスに出来るまで受けるけど、柔術とごちゃごちゃになるような練習は控えようと思った。
バカだから。


ジムで初の反則をしてしまったこと、色々と申し訳なくて悔しくて悲しかった。

相手を、私の反則とかなしで普通に勝たせられなかった事も申し訳なかった。


私みたいな反則するようなクソバカポンコツクズ女が柔術続けていいのかと思った。

出来ることは出来るから私のことを知らない人には器用でちゃんとした人だと勘違いされるけど、
本当にポンコツで頭おかしいから。


大好きな柔術を少しでも盛り上げたいとか
女性増やしたいとか
どの口がいってんだよ反則女。


もう全部やだ。
やっぱり私みたいなカスが運動とか向いてないわけ。お金かけてパーソナル受けて人より練習しても、眠くてもだるくても用事以外はさぼらずクラス受けてても、結局ポンコツだからだめなんだよ。
誰かのプラスになりたいのに
いつも人に迷惑ばっかりかけてる。



ゆみえさんがたくさん優しい言葉をかけてくれる。たぶちさんも試合前なのに慰めてくれる。
石井さんも気にして話しかけてくれた。
きんやさんには呆れられてしまった。
とにかくみんなに色々と気を遣わせてしまっていることが辛かった。


たくさん泣いて、
つーたんの試合見て元気もらって、


まったく食欲なかったけど明るくしないとみんなに迷惑かけちゃうから食べて、
疲れで頭がグラグラした。


たぶちさんの試合も凄かった。


私だけこの日は最低だった。


Yahooニュースにも反則負けが記事になった。

全ての人に申し訳なかった。


笑いに変えてくれる人もいたし
私も前を向いているってSNSには書かないといけないと思ったけど
ずっと辛かった。
次の日からジムに行ったけど
集中できなかった。
明るく演じたつもりだったけど、できていたかわからない。


メンタルが弱い、、、
代表が、初試合の時に私に車で言った言葉。


負けても最後に勝てばいい。
これも、代表が、初試合の時に泣いている私にかけてくれた言葉。



私の目標は最強の白帯。
ここで終わるわけにはいかないし
まだ優勝していないし、点も取っていない。
まだまだやらなければいけない事だらけ。

わかっているけど気持ちが起き上がらなかった。


ジムで代表が、
もう気にしなくていい、
もういっぱい反省してるんだから、
またやらなければいい。
いつか笑い話になるから、
って言葉をかけてくれて
我慢してた涙と負の感情がたくさん溢れた。
たくさん泣いて少し気持ちが明るくなった。


たくさん点をとられてしまったことの反省と
点を1点もとれなかったことへの改善。
私は馬鹿なんだから、
また1からコツコツやっていこうと思った。

ストライプなしの白帯のつもりで。



出るか悩んでいたけど、
気合いを入れるために
JHOODカップにエントリーした。



まだ、本気じゃないスパーをするのが難しくて、
30パーセントになってしまったり、、
70パーセントくらいにできなくて
何も出来ず終わったりしてしまうけど
怪我せず怪我させず
テクニックを練習する目的でスパーできるように頑張ってる。


いつも一緒に練習してくれている先輩、
仲間に感謝しかない。


そして

誰よりも近くでメンタルケアしてくれるゆみえさん、ありがとうございます。




いつも私の遅すぎる成長を
見守ってくれているみんな
ありがとう🙇‍♂️



おわり。

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