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私の失敗ストーリー

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武勇伝を聞かされるれるより、失敗談を聞く方がその人を好きになる。 失敗談を聞くとその人が愛おしく思えてくる。 このマガジンでは依頼者からの失敗談を僕が取材させてもらいショート… もっと読む
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記事一覧

私の失敗ストーリー#3『ドン底ってなあに?』

私の失敗ストーリー#3『ドン底ってなあに?』

私の名前はのりきむです。

デザイナーやクリエイティブ家庭教師など、「人らしさが表れるモノづくり」を自分なりに探求しています。

私は、今から11年ほど前に重度の過労で倒れてしまった経験があります。

私としばらく連絡が取れなくて心配して家まで来てくれた母に発見された時、私の意識はありませんでした。

再び目覚めた時にはかなりの重症で、通常の生活を送れる様になるまでには、実に6年もの歳月が必要でし

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私の失敗ストーリー#2『無敵な僕に立ちはだかった壁』

私の失敗ストーリー#2『無敵な僕に立ちはだかった壁』

僕の名前は松原嘉哉。

現在は『honto』というハイブリッド型総合書店サイトを運営している企業の初期メンバーとして立ち上げから関わっています。

不思議なことに僕は中学生くらいの時から『自分は絶対に上手くいく』という確信を持って生きていました。

大学受験に失敗して予備校に通った時ですら、高校が男子校だったこともあり、女の子と一緒に勉強が出来ることが嬉しくてラッキーだなと思うくらい『僕の人生はど

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私の失敗ストーリー#1『後悔先に立たず』

私の失敗ストーリー#1『後悔先に立たず』

僕の名前は中村圭佑。

昨年の春に10年間続けていたお笑い芸人を卒業し、今年の夏から保険外交員として外回りに勤しむ営業マンだ。

今日は神社と梨と妻をこよなく愛するこの僕の少し苦い思い出を、あなたにコッソリと話そう。

あれは僕が中学生の時の話しだ。

この頃の僕は思春期真っ盛りで、他人の目を異常なほど気にしていた。

異性への興味も始まった頃だったので、色々な面で過敏になっていたのだろう。

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