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酸っぱい、を探して_川柳のこと

毎月一週目の木曜日が川柳教室で、
その一週間前が題詠二句、雑詠二句の提出期限です。

カレンダーの都合で、
提出期限が早くなることがあり、
今月はそんな月。

自分のせいだけれど、
あれも書いてこれも書いて(提出期限なんてないやつ、、、)をしていたら、もうすぐ川柳の提出期限が迫っていることに気付きました。
やばい。

もう今頭が小説で、
その次が詩で、
そしてnoteがあるので、
全然川柳にならない、、、

そして今回のお題が
『酸っぱい』。
難しい、、、

それも先生が
「酸っぱいと聞くと、
“梅干し”“レモン”が乱立するので、
『これだ!』という句が出来るまでは使わないように」
というお達しを出したので、
頭を抱えたのでした。
酸っぱいで浮かぶ最初のやつが、、、

それを避けて(「これだ!」が出来ない前提っていう、この姿勢に問題が、、、)考えていましたが、
ちょっとお手上げでした。
結局、リンゴとツツジの酸っぱいにしました。

一応何か出てくるかも、と提出ぎりぎりにしておくのですが、
今回も火事場の馬鹿力がでるだろうか、、、

説明になってはいけない、
散文になってはいけない、
十五音でつくれる、伝わる情景を描かなくてはいけない、
と、川柳を書く時の頭と小説は相性が悪いのかもしれません。
(私が出来ないだけかもですが)

今のところ送ろうと思っている雑詠。

【喉の奥 手が伸びるほど焦がれたい】

【誰の手もとらない甘え喉鳴らす】

送らない雑詠。

【音立って かすれる波の音透かし】

【心音のちがいを見つめて影萎む】

【そのままの白で永遠は残りたい】

【十五から変わらないのね悲しみは】

送らない題詠。

【秒針が酸っぱくなるわ午後三時】

【猫の口のぞいてすぼむ眠気の芽】

猫の口は酸っぱい匂いがします笑
毎朝我が家の猫さまは私の額のにおいを嗅ぎ、
私はふがふがしている(鼻がわるいの子です)ちーちゃんの口のにおいを嗅がせてもらっています。

今回もお粗末様でした。


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