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「水の記憶」(詩)

水の記憶の中に
私は眠っている
うっすらと暗く
まあるくふくらむ
かすかに甘い空気が肺でまわる
そして おぼろげな光が満ちて
うつろっていくものを
しんしんと ひたしていくようです

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