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【学校に行くのが偉い】ん?ちょっとまてよく考えろ

『学校に行くのが偉い』
いつからそうなったんだろう。
「学校に行くのが偉いから」無理にでも頑張って通って、自分の純度、下げてません?

私は無理してるのを偉いとは思わない。偉いと思わないと言うより、「良いと思わない」の方が正しいか。偉い。偉い。確かに偉い。偉いしすごいよ、だって嫌なのに行ってんだもん、そりゃすっごいことだよ。
だけどそうやって“嫌なのに”無理して行くから先に繋がらないしこんがらがる。意味わかんなくなる。

だから学校に行ってるのも良いことだし偉いけど、私は行きたくない日は行かないし、サボる。また行きたくなったら行く。だってお金を払ってるのはこっちなんだから、そこからはどう使うかは私に委ねられてるわけだし、金払ってんのに行かないの勿体無い!って、それこそ望んでないものに飛びつく方が自分のエネルギーを変に消耗して勿体無い。勿体なさすぎる。
“サボる”って言葉も、「行かない奴がめちゃくちゃ悪い」みたいな言われ方をされてる気がして、切ない気持ちになる。
サボるってゆうか、普通に休暇、【休暇】なんです。みんな休みは欲しいでしょ!!?


もちろん初めからこんな思考回路になったのではない。私なりに多くの葛藤があった。
今パリに滞在している私だが、フランス語の語学学校に通っている。学校も大手を選んだし、高い中の安いものを探して行ったつもりだけど、やっぱり高い。そして語学学校に通ってるみんなはもちろん、『フランス語を勉強しにパリに来ている』ということ。

学校に行く・フランス語を習得する・ちゃんと80%以上の出席率を保って卒業証書をもらう
これらが彼ら彼女らの目的な訳だ。パリ観光は学校の合間、放課後。あくまでも学校が1番でその間にパリを詰め込むのだ。
一方私はと言うと、『パリの間に学校を挟む』。そんくらいの気持ち。ワーホリで来てるし、そもそもパリコレでランウェイを歩くために来たし、その『そもそもの目的』が全く違うのだ。パリコレでショーを歩きに来たから、ついでに長く滞在して、パリの街を見てフランスというものを体で感じて、そんでもって長く住むならフランス語勉強する必要あるよな〜 の流れで語学学校に通っている。
つまりパリを回るのが第一で、学校が二の次なのだ。そりゃ学校のみんなと意見が合わないよなと思う。

もちろんこうやって目的が違うのは私くらいだし(学費も高いから)、「あきは学校行かないの?」「明日は?」「またサボったの?」「あんた親が金払ってるんだから親は絶対行けって言うよ?」「行きなよ」「なんで行かないの?」そんな風にルームメイトに聞かれる事は何度だってあった。定期的に入れ替わるルームメイト。前に居た子、変わって今居る子、どちらの子にも聞かれた(笑)そりゃそうだ、「学校に通う」ことを目的としてここに来ている彼女らには、私の行動は理解できないだろうし、それこそ“お金がもったいない”と思うだろう。それも不思議な話じゃない。

だけどどうしても学校に行く事が気乗りしない私。『嫌』なことを手放すために、ビクビクしながらも学校に行くことを辞める事をしてみた。
学校から心配のメールも来た。「大丈夫?何か問題があれば私たちに連絡してください」「あなたのアテンデンシーは75%を下回っています。」と、アテンデンシーが50%を下回っている私にメールが来た。嫌いじゃない。とてつもなく良い学校だ。(笑)


そう、長々と書いたけど何が言いたいって、大事なのは『嫌だ』と思うことをいかに減らしていけるかだ。

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