見出し画像

ひとり起業女子。よろず支援の専門員さんと経営計画を立てた話。

2022年12月に合同会社を設立し、その後、追いかけるように実質的な運営の「準備」を始めた、アラフィフ女子(女子か?)のコトナです。
サラリーマンの傍ら、独立の準備を少しづつ、コソコソと、でも着実に進めているところです。

1.何より大事なお金の計画がおろそかになっていた罠

会社設立して半年がたち、ついに職場にも退職の意向を伝え、いよいよ今月末で退職が決まったことは前回記事にしたとおりです。

半年の間にコソコソと準備を進めていたのですが、ここにきて、相談員さんに「一番大事なことをおろそかにしてはだめ」とご指摘をいただきました。

独立に先立ち、集客の面ばかりに目が行き、経営計画を立てていなかったためです。
以前、よろず支援で経営計画の考え方は教えていただいたのですが、実際の数字を出していなかったのです。
ニーズがわからないのに私の希望で計画を立ても意味がないのではないか・・・
なんて素人な私は考えていました。

実際の数字なんて、やってみないと分からない。
とにかくSNSを利用して集客したいのでそのコンテンツを充実させなきゃ!

と、そちらばかりを気にしていて、あろうことか、グッズ販売まで考えていました。

これには専門員さんも黙っていられなくなったようで、
「試験の前日に部屋の掃除をしているようなもの」
と、一笑されました😂

さて、今回はMGで学んだストラック表を使っての経営計画をしたお話です。

2.経営は逆算だ。

以下の図は西研究所http://www.nishiken.jp/の西順一郎先生が考案した「MQ会計表」です。

いわゆる「損益計算書」を図にしたものです。
これを使って計画を立ててみました。

西研究所「MQ会計表」

目標の売り上げ、客数から考えるのではありません。
以下の順で表を埋めていきます。

1.固定費を計算する。

・一人起業なので、自分のお給料をきめます。
・給与以外の事務所経費等を算出します。
    事務所経費、
    通信費、
    車両費、
    保険、
    税金、
    減価償却費
    税理士費用など
・事務所経費以外の経費を算出します。
    商品の研究・開発費
    広告費
    教育研修費など

  

2.利益を決める。

    不要な利益は不良在庫と同じです。
    あくまでも適正な利益を設定します。

3.総粗利が出ますので、経営安全率から逆算して、総原価と総売り上げを計算します。

    経営安全率は40%以上が優良企業と言われています。
    以下の計算式で計算できます。

    経営安全率=利益/総粗利

4.売上げのメインとなるサービスの価格を決めます。


5.下記の式で数量を出す。

    総売上/価格=数量


以上、これだけで、おおまかな経営計画が出来上がります。
商品やサービスがいくつかあると思いますのでその場合は次章を参考にして計画を立てます。


3.固定費は案分しない。

別の機会に得た情報ですが、ここで捕捉させていただきますが、
商品やサービスごとに経営計画を作成する際、固定費は案分しません。
以下に、固定費を案分することが避けられるべき理由を説明します。

固定費の本質的な性格

 固定費は、一定期間や生産量に関係なく発生する費用で、例えば、賃料や管理費、給与などが固定費に該当します。これらの費用は、商品やサービスの生産量や売上高に直接的な関連性を持っていないため、単純に商品ごとに案分することは適切ではありません。

リソースの最適な活用

 固定費は、ある程度の期間や規模で一定の額が発生するため、商品やサービスごとにそれを案分することは意味がありません。代わりに、リソースの最適な活用を追求し、全体の収益性や効率性を高めることが重要です。リソースの最適な配分を行うためには、固定費の全体像を正確に把握し、全体最適化の視点で経営計画を立てる必要があります。

固定費を案分せずに経営計画を作成することで、得られる利点。

  1. 正確な収益性の評価▶固定費を商品やサービスごとに案分せずに計画を作成することで、各商品やサービスの収益性を正確に評価することができます。

  2. リソースの最適化▶固定費を商品ごとに案分する代わりに、リソースを最適に活用することが重要です。リソース(労働力、設備、原材料など)を適切に割り当てることで、全体の効率性を向上させ、収益を最大化することができます。

  3. 経営戦略の明確化▶固定費を案分することなく経営計画を作成することで、経営戦略を明確に設定することができます。目標や戦略に基づいてリソースを配分し、成果を追求することができます。また、将来の成長に向けた投資や新たな事業展開の判断も、全体のビジョンや戦略に基づいて行うことができます。

  4. 経営の総合的な視点▶固定費を案分せずに経営計画を作成することで、ビジネスの全体像や経営の総合的な視点を持つことができます。これにより、個別の商品やサービスに固執することなく、ビジネス全体の持続的な成長と競争力の向上に注力することができます。

結論として、固定費を商品やサービスごとに案分することは、正確なコスト計算や収益性の評価を阻害し、経営戦略の歪みやリソースの浪費を招く可能性があります。代わりに、全体最適化の視点で経営計画を作成し、リソースの最適な活用と収益性の最大化を追求することが重要です。

4.まとめ

最終目標は、会社が自分の設定した目標通りに経営されること。
そのためには個々のサービスの精査もさることながら、全体最適を追求することが大事になってきます。

全体最適の視点を持つことで、ビジネス全体の持続的な成長につながると信じて、全体の経営計画と、個々のサービスの経営計画を立てました。

こんなに稼がなきゃいけないのかと肩を落とした私は、いかに効率的に収益を得るか、どのサービスに力を入れるか、広告宣伝をどこに絞るかなど、悶々と考えている次第でございます。

今回も大変勉強になりました。
よろず支援専門員の方には感謝でいっぱいです。
いつもありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?