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再生の2023年だった

2023年は大きな変化の年だった



2020年から世界では例の感染病が蔓延し、人と接することが危ないとされ、それによりひとりで過ごす時間が多くなったのではないかと思う。

私はそれとは全く関係の無い理由で、ひとり暮らしになったのは2022.5だった。

家族を失った。

それも、2人も。

2022.5 に兼ねてから療養中の夫を介護の末に看取った。

もうひとりは….

2020.3に28歳だった次男を交通事故で亡くした。

夫の看取りはもうずっと前からの持病がそもそもの起因でもあったので、色々な流れの中での終着点でもあり、語り尽くせない苦楽があっての事だったので、
正直、やり切った感がある。

しかし、次男の事は今でもその事実が信じられないような、何故自分の息子を送らなければならないのかが
理解も納得も出来るはずも無く..,。

ただ、今年を振り返ってみると、2023年は、それまでに比べると、ようやく静かに自分自身の心の中の"次男の死"と言う出来事を見つめる事が出来ていた。

インド哲学と言う考え方

2022.8にインド哲学に出会い、生きると言う事の
考え方、物事の見方、自分に起きる様々な事への心の持ち方、現世とは、来世とは、等…学習するに従い、
気づいたら私の心はかなり潤いを取り戻しているようなのだ。

まだまだ腑に落ちない事は沢山あるけれど、インド哲学のワークの時にそれを"次男の死" と言う事実に当てはめて考えてみると、それは非現実なこの世界での出来事にすぎず、人は皆、宇宙を造っている細胞の1部で、繋がっていて全体なのだ...。

なんて事を書くとまるでスピリチュアルみたいだけど、細胞や微粒子単位での考え方は生物学や化学の話しになるので、宗教とか洗脳とか大嫌いな私は、そこからのアプローチには興味が湧くのだ。

不思議と、そんな考え方がある事を知りつらつらと
そんな文献に触れたりしているうちに、"次男の死"は
"次男を失ってはいない"  "ずっと私の中にいる" そう思っていた私の考え方が益々強化されたのだ。

そして、夫の死によりひとり暮らしになった事も、寂しさとか孤独を、あまり感じたりはしていない自分に気づく。全く感じないと言えばウソになるが、それ以上に今自分がしたい事が出来る環境が嬉しい気持ちの方が強いのだ。

そう今年2023年は、2022年8月頃から少しづつ、本来の私が本当にしたい事を意識して行動していたら1年前の2022年12月とはまるで違う事に囲まれているのだ。

2023年に新しく始めた事

◉嗜好と思考が似ている女友達が出来たこと。
 (美味しい物を食べ、美味しいお酒🍶🍷を飲み
  楽しい話しをすること)
◉以前から趣味でしているゴスペルの自己練習時間を増やせた事で、月2回のレッスン時に満足感があること。
◉ボーカルレッスンも始め、上手く歌おうとせず
 その時間を楽しむ事が大事だと実感したこと。
◉同じシングルの飲み友達の男性が出来たこと。
◉ひとり旅を楽しめる自分を知ったこと。
◉外国人に日本語で日本語を教えるボランティアに出会い、自分を向上させる事を持てたこと。

結果に執着せず、本来の自分が喜ぶ時間が1番大事である事を知った事で、自然と心地良い事に囲まれている。

人は、幸せだったねと、最後に感じる事が出来れば
生きた長さなんて関係ないんだよね。

と、
 次男が教えてくれたのだ。





#今年のふり返り

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