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初めての海外旅行がインドとベトナム②


前の記事の「いいね数」が私的には多く、びっくりしております。
読んでくださった皆様ありがとうございます。通知がくると、
「言葉の出会いってこういうことなのかなあ」と考える、そんな日々を送っております。
(それにしても①から日が経ちすぎて自身の怠惰さには嫌気がさす・・・でも日常のふとした時に度々旅のことを思い出すから気持ちを忘れていく怖さはない。思い出せないことがあっても。

ハノイを飛びだしコルカタへ

ベトナムで1泊し、2日目の深夜にインド、コルカタに向かうため空港を出発した。ハノイを離れるときの思い出といえば、深夜のため眠すぎるが、CAさんがお綺麗でものすごく話しかけてくるところくらい。人間眠い時はそんなもんです。

そしてコルカタに着く。ここで驚いたのは「日本」という国への信頼感である。事前申請なしでアライバルビザを取得できるのは日本・韓国・イランの3カ国のみらしい。
事前申請といえば若林正恭の著書「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」でキューバに行くためのビザ取得シーンである。(この例え通じるのか不安・・・・)面倒な手続きを省けるくらい日本への信頼性というものはあるのだろう。ありがたいと感じる。

コルカタでは現地のガイド「アレックス」が待っていた。
花・・・!出会って瞬く間に首に歓迎の意を示すであろう花をかけてくれた。(アレックスこれはモテるな)
そして車に乗り、朝の市場へ・・・・
車からでもわかる、インドの空気のよどみさ。何か黄色の靄がかかっている。健康を害するような感じはしないけど、靄がある。でもこれは彼らにとって当たり前であり、不思議なことではない。上京したて東京の空気の汚さに辟易するときが多々あったが今はほとんどない。慣れって怖いけどそれはまた「適応」するということでもあるのだ。とかなんとか妄想しているうちに目的地に到着。

コルカタの朝

コルカタの朝は早い。午前7時頃だったにも関わらず、みんな動いてる。
活気がある。やはり人間とは陽が出てきたら行動し、陽が沈んだら寝る生き物なのだ。(専ら朝型、朝大好き人間ですので、この意見にはご容赦を。)

荷物を持っている人、あくびをしながら道路の真ん中で歯磨きしている人、眠そうにしながら抱っこされている赤ちゃん。いろんな人がいる。
ここで私の注目が向いたのは①野良の犬とヤギ、そして②食用の鶏だ。
①に関して、ベトナムにも野良犬はいっぱいいたが、なんとインドには野良のヤギまでいる。どういうことだ。調べてみると「殺生」を好まないことも大きいが、人々の「施し」も重要な要素となっているみたいである。
日本人ということもあるかもしれないが(前述した通りインドは日本とは友好的な関係)みんな話しかけてくる!(笑)殊更いろんな景色、モノに興味を惹かれ目をかがやせていた自身ではあるが、本当にいろんな方が挨拶してくれ何かをくれようとする。

「挨拶」「歓迎」という要素は向こうの方にとっては当たり前なのだろう。一方「おもてなし」の精神があると言われている我々日本人はどうだろうか。渋谷を歩く海外の方に挨拶をするだろうか、新宿駅で迷う海外のに自ら声をかけ助けるだろうか。どっちがいいとか悪いとかではなく、日本には言葉が先行し、「形ばかりのもの」が多い気がする、

コルカタで歓迎を受けた後、フラワーマーケットに訪れた。
あたり一面に広がる「花」
そして空間を包み込んでくれる花の香り、人々の温かい声。
素敵な景色でした。
インドでは宗教や、日常の生活スタイルから花を大切にする習慣があるらしく、毎日大量の花が売買されているらしい。
調べたところなんと2,000人の商売人がいるらしい。(衝撃)

少し道をあるけばいろんな人が花を首にかけてこようとする(買ってくれという意味らしい)みんなして笑顔で花をプレゼントしてくるのだからそりゃこっちも笑顔で購入してしまう。レートは終始わからなかったので財布の紐はないと考えてください。

ガンジス川へ

フラワーマーケットの道を進み、少し横にそれた。
そこにはあの「ガンジス川」が広がっていた。

やはり川に入っている方は何人もいた。川に入ることが身を清めるとされているらしいので我々でいうお風呂のような感覚なのだろう。もちろん皆さん体を洗われていました、中には歯磨きする人もいた・・・(唖然としました)ガンジス川は生活排水や、工場排水、亡くなった人も流されている人もいる。したがって川に対しての感情は、包み隠さず言えば「汚い」。

しかしそれを当たり前にしている人がいるのも事実であり、否定する気はない。様々な景色を見た上で自分の幸せに感謝すればいいのかなと考えた。現地の人には現地の価値観があり、それに基づいて行動されているのだから、揶揄や否定する権利は誰にもない。見れて良かった、率直にそう思うだけでした。
(同行メンバーは潜水していたので本当に大拍手です。勇気が出ませんでした。)

感じていた違和感

①に記載した「違和感」に関してここで述べたい。
ベトナム、インドを旅して感じた違和感である。
それは皆さんが「スマートフォンを持っていること」である。水回り環境も整備されていない、裸足のままで生活、栄養失調ではないのかと思うほど痩せこけているなどなどの事実があるにも関わらず、全員スマートフォンを持っているのだ。なんでだろう。スマートフォンって嗜好品じゃないのか。帰国してから理解できない。なんでだろう。
「スマートフォンを持つこと」が当たり前とされている価値観はおそらく資本主義が作り出した勝手な風潮である。資本主義の共通思想は競争と成長であり、その産物の代名詞ともいえるスマートフォンは身の回りの生活が整ってから持つものではないのか・・・・・資本主義はそういう順序すらも壊したのだろうか。(この章に関しては文章がまとまっていないかもしれながご容赦を・・・・・)今もなお、頭の中で考え続けている衝撃です。


次は何だろうか

ここら辺で②は終えます。やっとインド編に入ることができ言語化しようとするだけで疲れるからです。(正直でよろしい)

次は初めて乗車した寝台列車に関して記すところからスタートできればと。
こりゃまた初めてのことが盛りだくさん。

これを書いている12/10(日)はめちゃ天気も良く、12月にも関わらず20度を超えている謎散歩日和なので散歩してきます。井の頭公園でぼーっとしてきます。素敵な1日を!



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