見出し画像

もののけ姫は、本気の映画だった。

先日の金曜ロードショウで、もののけ姫を見た。ちゃんと見たのは初めて。
もう、もう、万引き家族以来の緊張と迫力と感動で、「なんだこの映画は!!」ってなった。むちゃくちゃ疲れた。込められた思いがすごい。怒りがすごい。いっときも目を離せない。

これが宮崎駿か〜〜こりゃあ、すげぇわ。ジブリの中で圧倒的に良いですね。他も良いけど、こんなに感情こみあがってこない。全身痺れた。

アシタカの勇気に感動、モロの優しさに感動、もののけ姫の美しさに感動、ヤックルの優しい瞳に感動した。アシタカの「そなたと戦いたくない」「あなたを殺したくない」「そなたは美しい」って、全方面で優しく認めるの、なんなんだろう。人間超えてる。すごく尊敬。

もののけ姫もエボシ様も、村の女性たちも、すごく強くてたくましくて、立派だった。
ジブリの女性って、すごく強い女性ばかり。
さつきもキキも、千尋もリンも。キビキビ動いて、しっかりしてて、大体男がダメ笑。
私はジブリの女性が大好き。かっこいいから。
私も社会に出てから、だいぶ強くなったと思うけど、見る度キレッキレで最高だと思う。

フェミニズムとか、私の周りには(女子大出身っていうのもあって?) 少し多め。それはそれで、1つの意見として尊重してる。

それとは論点が若干異なるけど、私は女性の方が生きるの器用だと思う。
同時に様々なこと考えられるし、頭でっかちになりにくいし、男性ほどプライドで生きてない。総じて、「器用」だと思う。
だから、「社会で女性は不利だ!!」って主張する人がいる。同意を求める人がいる。
それはそれで、制度とか問題視して良いと思うけど、私は、生まれ変わっても女が良いし、そういう社会の細々したしょうもない制度とかに捉われずにガンガン頑張っていきたい。
だって、仕事ができる女性社長、フリーランス、たくさん知ってる。彼女らは、いちいち制度を理由にして憤りを感じてない。成果も評価も得てる。
だから私も、ジブリの女性みたいになりたいし、ジブリの女性のような人が現社会に既にたくさんいると思ってるから、彼女らの後に続きたい。

もののけ姫の話に戻るが、本気の映画は本気ですごかったし、普遍的に良いものはいつの時代も良いとされる。流行り廃りの枠外にいる。そういうものは良い。作品でも人でもなんでもいいけど、そういう普遍的に良いものを私は追求していきたいし功績として残していきたい。
しかも、ハイコンテクストなはずなのに多くの人が評価する。色んな側面を持っているから。映画って、イマイチなものが多いけど、可能性はすごく壮大で、色んなことを視聴者に伝えられるんだなあと思った。良い表現方法だと思う。もののけ姫、本当にいい映画だった。

#もののけ姫 #ジブリ #金曜ロードショウ #映画 #テレビ #評論 #エッセイ #コラム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?