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240408.MON〜240412.FRI

満開だった並木橋交差点の桜がもう散っている。暖かい日も増えたしすぐに暑くなるのだろうか、なんて思いながら出社。
事務所の近くに新しいお店ができたので、スタッフを連れてランチ。シンガポール料理のお店らしく、ローストチキンとタイ米の素朴なセットが店主らしいお店。

今週はWビルの竣工写真が完成したので写真家の堀田貞雄さんが納品に来社。提案してくれた、向かいのビルの屋上からのアングルがとてもいい。都心の幹線道路に面する立地条件、足し算と引き算による耐震化で都市と繋がる開かれたプロジェクトであることがひと目でわかる。

着工直後。小伝馬町駅からすぐの立地

2021年の後半に現地を見てから、企画・調査から設計・監理を経て引き渡しまでに2年半ほど掛かったプロジェクト。今回の経験をしっかり言語化して、既に動いている次のプロジェクトに活かすことにしよう。

Lビルは社内で議論していた外壁のカラースキームを元に、クライアントの担当者と打ち合わせ。特徴的な形状をしている建物なので、それを活かしたデザインをしたいところ。
現場定例ではまだ外壁調査の結果が出てこないが、隣地境界側の外壁が仕上げ無しになっている上にPコン穴埋めもしていないらしい。思ったより劣化が進んでいるかも知れない。今回はクライアント側で追加の予算を準備することが厳しい状況だから、外壁補修が想定より増えるとどこかで減額しないといけない。

竣工後。撮影は堀田貞雄さん



Sビルの現地確認は、EV周りを機械室も含めて確認。Lビルの現場定例と抱き合わせが恒例になってきた。

Aビルは躯体の解体状況を確認。そろそろ設備関係は仕様を確定しなければならないタイミングになってきた。毎週のように締め切りが来るので、クライアントに確認をとりながら順番に決めていく。現場が準備してくれるレジュメも分厚くなってきた。

今週クライアント候補と打ち合わせる予定だったIビルは、こちらの検討が遅れているので打ち合わせをリスケしたいとオーナーに連絡。なかなか難易度の高いプロジェクトになりそうなので、時間をとって構造事務所とじっくり議論しなければ。

都市と繋がる、足し算と引き算の耐震化。

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