見出し画像

空き家再生1号(民泊)#12

2018年12月6日取得した古民家セルフリノベの続きです


保健所へ(2019.9.13)


保健所

9月9日に申請した住宅宿泊事業届、早速所轄する保健所から連絡がきた。
すぐ修正できる不備と新たな手続きが必要なもの。
建物は未登記だと受理できないということで、法務局へ建物の登記をしないといけない。登記の図面て確かシングルラインの建築図とはまた違った様式だったと思うので研究しないと。
登記ねっとの申請総合ソフトでオンラインでできるのかな。

また、水質汚濁防止法の届が必要だそうで、結局保健所へ行かないといけない。不便な所にあるから行かなくていいようにICカードリーダーライター買って完全オンラインを目指したのに。
そんなの秋田県のホームページの本県の運用の添付書類には書いてなかったのに、と思ってよくよく見直してみると、「関係法令について」って所にあった。設置の60日前までに届でるとあるから、開業は早くても11月中旬以降になるってことか。届出書、18ページもあるし、排水を自主測定しないといけないってオオゴトだな。下水に流すのは一般住宅と変わらないのに。こんなにハードルがあるから民泊事業者が増えないんでしょ。一方で観光振興を唄い、一方でその受け皿を抑制する、ブレーキとアクセル同時に踏んでるような政策だな。こんなにめんどくさいんだったら賃貸で貸すぞってなるわな。

平日日中は車がないので自転車で45分かけて十二所にある保健所へ。時々子供を遊ばせる北部エリアの一画にある。水質汚濁防止法の届は10ページくらいで、排水の自主検査は必要なさそう。今後のやり取りもメールと郵送でよいとのこと。排水経路の図面など新たに作らないといけない。届出は工事の60日前だが、既存施設で工事はないので短縮されるかもとか。

民泊の方は、井戸水併用だと食品衛生法上、年に一度水質検査が必要で初回27項目5万数千円、次年度以降1万7千円くらいするので、食器洗ったり風呂には使わないということに。家庭菜園に水撒いたり、絵の具を溶いたりは問題ない。amazonなどで簡易水質検査キットや検査器が千円から4千円くらいであるが、その手ものはダメでそれなりの検査機関の証明書が必要になる。

(2019.9.13)

井戸水による輻射冷暖房(2019.9.20)


分電盤

古民家再生、この夏はエアコンなしで乗り切れそうな感じ。

エアコンは設置場所に専用のコンセントがないと工事費が高くなるので、第二種電気工事士の免許取ってから自分でコンセント増設して、それから発注かな?と思いつつ、酷暑日に井戸水が本当に冷たく感じられて、これを配管して冷房にできないかな?というアイディアもあり、秋を迎えた所。

地下水は通年15度くらいで一定していると言われるので、氷点下からストーブ炊くより、燃料節約できるし、水道管の凍結も防止したいし。問題は素材。オイルヒーターやラジエーターのような形状で安価なものがあるといいのだけど、まだ探せていない。エアコン設置は10万円コースだから5万くらいで地下水輻射できないかなと。。。

登記の方は、Jw-CADのフォーマットを見つけて、1/500の配置図と1/250の各階平面図を描こうとしているのだけど、測量図がないので、旧土地台帳付属地図を参考にするんだが縮尺不明で当てにならず、現況とも違ってるところがあったり、登記面積で形状を推測して描くと予想してた一筆からはみ出してしまうし、あと、通常の新築だと所有権の証明に確認通知書、検査済証、引き渡し証明書を添付するのだけど、未登記の古家の場合はそれがないからまた厄介なことになりそうな。常識的には土地建物の契約書と固定資産納税通知書で良さそうなものだけど、役所というのは杓子定規だから。。。。

水質汚濁防止法の方は、メールのやり取りで事前にチェックしてくれるというから火曜日にメールしたのに返事がなく、こちらも子供が休んだり検査で今日電話して見たら1日不在だと。迷惑メールに入ってしまったか、メールしましたよって電話しないとメール見ない人なのか。。。来週に持ち越し。

(2019.9.20)

古民家ベンチ(2019.9.23)


残材を切る5歳児
切った残材を組み立て中

先日、北欧の杜のフローラルフェスタで流木のベンチが売っていて5歳児が欲しい買ってと言うので、そんなの作れるよ、ってことで古民家の残材で作り始めるも途中で65mmのネジがなくなり次回へ持ち越し。

流木ベンチ

北欧の杜で見たのはコレ。

(2019.9.23)

古民家スケッチ(2019.9.24)


複写冷暖房のスケッチ

古民家再生、井戸水で輻射冷暖房ができないかってことで既製品調べたら、輻射パネル1枚30万円前後してエアコンより高い! そこで自作できないかってことで、外径10mmの軟質塩化ビニルホースが10mで1300円くらい、ガルバリウム波板600x1800mmが1000円くらい、角材とかネジとかアルミテープとか入れても1枚3000円と1/100の価格でできそうだけど。
冬季はストーブと煙突で温めた温水となって最終的に庭の池と屋根に放出。屋根は夏季に冷却、冬季は融雪というイメージ。

登記図スケッチ

登記の準備で建物と隣地との距離を実測。これを元にそれらしい図にしないと。

(2019.9.24)

建物表題登記(2019.9.26)

登記図面

古民家再生中、民泊申請に先立ち未登記だった建物を登記しないといけない、ということで、建物表題登記の図面をそれらしく整え、申請用総合ソフトで送信。所有権証明情報には家屋所有者名義変更届のコピー、不動産売買契約書、固定資産税納税通知書をつけてみたがすんなり通るか、なんか言ってくるか?

(2019.9.26)

廃材チェア(2019.10.16)


残材で椅子づくり
完成

古民家再生、5歳児にベンチに続いて小さい椅子も作ってくれと言われていたので、残材で製作。一部虫に食われてスカスカの所はあるが注意して座れば大丈夫。

台風一過の光と陰。

倉庫簀の子床の光と影

(2019.10.16)

法務局再び(2019.10.18)


法務局

古民家再生中、民泊申請は未登記建物ではできないので、建物表示登記をオンライン申請していたのだけど、3週間も審査中のままなのでどうなってるのか電話してみたら、別送を待ってます、ってことで、オンラインでは完結せず、証明書類の原本を郵送しないといけなかったらしい。

申請書、図面とも修正箇所があるとのことで、結局法務局へ出向いて事前打ち合わせ。

居宅の権利証明は固定資産納税通知書ではダメで、市役所に寄って資産証明書を取得。図面で気になっていた階段の扱い、階段の周囲が手摺か壁かで面積に参入するとかしないとか、各項目の登記独自の記入方法とかの修正など。このペースだと年内開業できるか、と言う感じか。。

(2019.10.18)

登記完了(2019.11.1)


サンルームから西を見る
登記完了証

未登記だった古民家の建物表題登記がようやく完了。
9月26日に申請して、10月18日に不備の打ち合わせをして21日に再提出、31日完了、ってことで1ヶ月ちょいかかってしまったが、コストは市役所の資産証明書¥200と法務局の登記事項証明書¥500で計¥700。司法書士や土地家屋調査士に依頼したら8~10万は取られるみたいだし。

(2019.11.1)

庭木伐採(2019.11.9)


白膠木
伐採

1年間様子を見てきた白膠木(ヌルデ)、ぐんぐん伸びて古民家最大の庭木になり、将来手に負えなくなりそうなので今のうちに切ってしまえ!根が残ってるからしぶとく顔を出すのだろうけど。乾燥したら薪になるかな。

伐採した枝

(2019.11.9)

保健所検査/法務局(2019.11.11)


民泊リビング

古民家再生、民泊申請の保健所による現場確認、水質汚濁防止法特定施設の設置受理書と実施制限期間の短縮通知をいただき、今週か来週には許可が出そう。

先月末に建物登記が完了してからオンラインで証明書取り寄せてたので、申請時に預けていた不動産契約書を返してもらいに法務局へ。

(2019.11.11)

不要配線撤去(2019.11.12)


撤去した配線

古民家再生、以前屋根のアンテナが生きてるか確認して、新たなBS, CSチューナー設置する時に再利用できるかどうか、とそのままにしていたアンテナの配線を地味に撤去。地デジは室内アンテナでそこそこ見られるが、テレビ自体をそもそもそれほど見ないし。今日は暖房いらないくらい暖かだったけど、週末秋田は雪マーク出てる。久しぶりに東京さ出かけて帰ってきたら雪景色かな?

露出配線
撤去後
撤去前
撤去後

(2019.11.12)

オブジェ制作(2019.11.13)


銀のスプレー
金のスプレー

古民家再生、春に芽を出さず枯れてるのを確認して庭から撤去したツツジを取っておいたのはオブジェにしようと思っていたからで、そろそろ外でスプレーするのは寒くなってきたので、金銀紅白のスプレーを買ってきて吹いてみた。やはり金銀が立体日本画みたいでいいかな?

床の間に飾る

(2019.11.13)

冬支度(2019.11.21)


薪ストーブに羽釜
大鍋

古民家再生、サンルームの薪ストーブで母屋がどのくらい暖まるものなのかやってみた。

初期値は10度。サンルームは18度、隣接する母屋が3時間焚いて16度。隙間がたくさんあるせいか、なかなか20度越えは難しい。いわんや台所の石油ストーブとサンルームの薪ストーブで建物全体を暖めるのは無理っぽい。

残置の釜や鍋を洗ってストーブに乗せてみる。

保健所から電話があって、やっと民泊申請が受理される模様。保健所に標識を取りに行って完了になるのかな。週末納車なんで来週月曜に行くかな。

サンルーム
サンルームと縁側

(2019.11.21)

いろいろ発注(2019.11.22)


発注

寝袋は車中泊で旅行したいと行っている人がいるのでお試しに1つ。布団は客用4セットになるが自分達用のもう1、2セットいるかな。。。暖房も様子見ながら増設。。

配達日指定遅いやつで29日だし、民泊システムの不具合で標識の印刷ができないとか連絡があり、エアビーの登録とか、募集できるのは来月中旬かな?

(2019.11.22)

古民家の駐車キャパ(2019.11.25)


2台駐車
玄関前

古民家は最寄駅の東大館駅から900m、徒歩11分程なので、電車のお客さんにも十分対応できるが、車、レンタカーで来てくれれば康楽館や尾去沢鉱山、大太鼓の館なんかににも容易に行けるので、何台停められるか検証。

メインの駐車スペースはパッと見2台停められるが、バック駐車苦手な私は2回くらい切り返さないと一発では難しい。玄関前に軽だったら停められると思っていたが、思ったよりゆとりはある。ただバックで入れるのは神経使う。ブロック塀1列幅40cm壊せばだいぶ楽になるかな。おそらく鉄筋が入ってるだろうから、どう切るか?ハンマーでコンクリートの立ち上がり壊せるか?とか道具を買うか?借りるか?

縦列で庭の方まで突っ込めば最大4台行けるか?当面1組4名くらいまでを想定してるので、客用2台確保で十分と思う。冬場は除雪をきっちりやらないと停められなくなりそう。

(2019.11.25)

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?