ラジオ『赤江珠緒たまむすび』で、2016年1月期のＴＢＳ火曜ドラマ『重版出来！』の話題が出ていました。このドラマ、黒木華さんが連ドラ初主演した作品で、視聴率的には平均8.0％と苦戦しましたが、各種ドラマ賞を受賞した隠れた名作。

原作は松田奈緒子さんのマンガで、脚本は野木亜紀子さん。すでに原作ものドラマに定評のあった野木さん。同年10月期に再び同枠で担当した『逃げるは恥だが役に立つ』が大ヒット、社会現象になり、その後の『アンナチュラル』につながるわけですが、それだけに『重版出来！』って忘れられがち。

そんな作品を、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』的な視点で見直すと、編集長役で『カムカム』の虚無蔵役の松重豊さん、副編集長役で錠一郎役のオダギリジョーさん、漫画家役で柳沢健一役の前野朋哉さん、 書店員さん役で竹村和子役の濱田マリさんと、意外と共通しますね。

さらに、今回初めて気が付いたのですが、清掃員のふりをして実は社長役だった高田純次さんがいましたが、彼の青年期役を演じたのが、『カムカム』映画村の榊原役の平埜生成さんでした。

もう一度見たくなりました。「カムカムロス」に効くかな。

余談：今日から民放の番組が、TVerでリアルタイム視聴が可能になります。電波状態がいまひとつとか、テレビ東京が放送してない地域などには朗報。今夜の『元彼の遺言状』はパソコン画面で見ます。