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山口百恵とパリのおば様と「ありがとう あなた」

先日、NHK総合で山口百恵さんの引退コンサートが放送され(143分)、大きな話題を集めました。不覚にも気がついたのが終盤で、「さよならの向う側」と、最後にマイクを置くあの有名なシーンだけは何とか見られました。当時21歳、わずか7年間の芸能活動で、まさに伝説となりました。

noteでも多くの方が感想を書かれているようですので、ちょっと角度を変えてドラマについて。百恵さんのすごさは、アイドル歌手→アーティストとして一流であっただけでなく、三浦友和さんとのドル箱コンビによる映画スターであり、ドラマ女優としても活躍していたことでしょう。

1970年代に10作品も制作された「赤いシリーズ」の内、百恵さんは6本に出演。最も有名なのは、彼女が白血病患者・幸子を演じた『赤い疑惑』(1975年)。後に、中国で再放送され、視聴率80%の一大ブームに。中国旅行の際、現地の人と百恵さんの話題で盛り上がったのもいい思い出です。

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幸子のパリに住む叔母(実は…)を演じていたのが岸恵子さん。当時はまだまだ海外旅行の敷居が高く、ハワイに行く人がようやく増えてきた頃。今とは比べ物にならないぐらい、フランスやパリに憧れがあった時代でした。また、実際に現地に住んでいた岸さんがカッコよくて。

そんなドラマの中で、百恵さんが歌った曲が「ありがとう あなた」(実はB面曲)。息子の山口祐太朗さんがカバーしているようです(中国語バージョンも)。






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