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『ギネス認定者の洗礼を浴びた日』

昨日の記事で
空手の話を書いた。
蹴りを受け損ねて怪我をした話。

そこから
いろいろ思い出してきた。

今から20年前くらいかな?
当時、私は円心会館という
極真空手から派生した実戦空手を習っていた。
黒帯も取り試合にもちょこちょこ出ていた。



そんなある日
某有名空手家と弟が知り合いで
一緒に道場に行く機会があった。



1分間に瓦割りギネス記録保持者の方です。
K-1にも出られたことがある人です。
(M-1違いますよ)


空手マニアを自称する私は
有名空手家と出会えると思うと興奮していた。
道場に入るとニコヤカに迎えてもらった。
稽古時間ではないので1人でおられ
私たち兄弟と3人で話した。


上を見ると
超有名空手家とその方が一緒に写っている写真が
たくさん掲げてあった。

ウヒョ〜

と興味津々で眺めていた。
私が

『これは○○さんですよね?』

と言うと

『よく知ってますね〜』

と言われた。
そこから
色んな話を聞かせてもらえた。
話が盛り上がって
何かの拍子に『ローキック』の話になった。

相手の太ももを足の甲やスネで蹴る技。
メチャンコ痛いんですよ。

何げなく

『K-1の選手のローキックは相当効くんでしょうね?』

と話をふってしまった。
これがヤヴァイフラグだった。


間髪入れず

『じゃあ蹴りましょか?』

と返ってきた。
マッハ3の速さ。


実際に興味を持っていた私は

『お願いします!』

と言ってしまった。
話の流れおかしいですよね?
そんなに簡単に他人の脚蹴りませんよ!


私の左脚にK-1ファイターが
ローキックをしてくれることになった。
その方の体重は80キロ前後かな?


私が左脚を差し出す🦵。
スッと構えたK-1ファイター。
『いきますよ!』
と言って
ローキックを蹴ってきた。

『ドゴーーーン‼️‼️‼️』


と道場内に音が響きわたった。
私の左脚を蹴られた音と
踏み込んだ時の道場の板の音だ。


ぶっとい丸太で
太ももを思いっきり殴られた感覚だ。
今までに感じたことのない衝撃。


『これがK-1ファイターの
     ローキックか?』


私は感動しながら


『オッス!
ありがとうございました』

と言った。


『今のは6割くらいです』

と言われた。


ウソ〜〜
マジでヤヴァイ‼️


10割は考えたくない。
こちらも空手をしていると名乗った以上
脚を痛がることはできない。


少し話をして帰ることになった。
ドアまで痩せ我慢して歩く。
なんか脚が重いぞ。

『失礼します』

とドアを閉めた途端に
脚を引きずる私。
メチャンコ重いのよ〜脚が〜


弟は
『あれは強烈やわ。
俺も蹴ってもらおうと思ったけど
あの音を聞いてヤメタわ』

と言っていた。


興奮して調子に乗ったら
エライ目にあいました。
1週間脚を引きずる生活でした。
今までたくさんローキックを蹴られましたが
あんな強烈な蹴りは初めてでした。


ギネス認定保持者の蹴りは
半端なかったという話でした。
良い子の皆さんは
K-1ファイターに簡単に蹴りを頼んだら
あきませんよ!
とんでもないことになりますから。


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