マガジンのカバー画像

イタリア旅行記(北部)

344
ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

ロレンツォ・ロット「聖母マリアの被昇天」

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.17> ベルガモ(Bergamo)滞在中、チッタ・アルタから、少し東へ下がった所にある、アカデミア・カッラーラ美術館(Museo di Accademia Carrara)で、ロレンツォ・ロットの作品展をしていました。 ロレンツォ・ロット(Lorenzo Lotto)は、ヴェネツィア出身の画家。 ルネッサンス時代に活躍し、北イタリアでは、ティツィアーノと比べられるほど、代表的なヴェネツィア派のひとりです。 なかなか見る機会

サンタ・マリア・マッジョーレ教会 & ベルガモ大聖堂

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.15> ベルガモ・アルタ(Bergamo Alta)のヴェッキオ広場(Piazza Vecchia) 奥にある、サンタ・マリア・マッジョーレ教会(Basilica di Santa Maria Maggiore)。 サンタ・マリア・マッジョーレ教会 (Basilica di Santa Maria Maggiore) 12世紀初頭に起工されてから建立まで、約400年をもかかったロマネスク建築の美しい教会です。 教会内部

中世の名残・有翼の獅子

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.14> ベルガモ(Bergamo)のチッタ・アルタ(Citta`Alta / Bergamo Alta)から、散策スタート。 前夜、訪れたヴェッキア広場(Piazza Vecchia)は、夜の雰囲気とは、 また、違う朝の景色が見れました。 朝焼けが、美しいです。 ヴェッキア広場(Piazza Vecchia) 中世の頃から、西欧の郵便の拠点として重要な町だったベルガモ。 様々な民族が支配したがるのは、拠点地の宿命。

ベルガモB&Bでの朝食

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.13> 北イタリア・ロンバルディア州の街・ベルガモのチッタアルタ(Citta Alta di Bergamo)で滞在したB&B。 別宅で生活しているオーナー夫妻は通いになるので、朝食は、8:30~とのこと。 折角の北イタリアの旅、時間は限られています。 少しでも早く、一日をスタートして、有意義に過ごしたいので、もう少し早く朝食を取りたい旨を伝え、交渉。 「チーズ、ハムなどの食材は、前夜に、冷蔵庫に入れておくので、好きな時

ボルツァーノで迎えたクリスマスの朝(2016年12月25日のお話)

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.12(番外編)> 北イタリア、トレンティーノ=アルト・アディジェ州のボルツァーノ(Bolzano)で、クリスマス・イブからを過ごした2日間。 テレビで、厳かに、祈りを捧げるミサを見て、静かに過ごした 24日のイブの夜の翌日、25日の朝。 この日も、気持ちの良い青空が広がっています。 ボルツァーノ大聖堂(ヴェルター広場) (Duomo di Bolzano in Piazza Walther) ヴェルター広場で開催されて

ボルツァーノで、厳かに、静かに過ごしたクリスマス・イブ(2016年12月24日のお話)

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.12(番外編)> まだ、ベルガモ滞在は続くのですが、ちょっと、ここで、番外編。 ベルガモ滞在数日後、さらに北東へ移動。 トレンティーノ=アルト・アディジェ州のボルツァーノ(Bolzano)で、 クリスマス・イブからの2日間(12/24、25日)を過ごしました。 南チロルと呼ばれてる地域でもあり、公用語として、イタリア語とドイツ語が使われています。 滞在記は、後日、ゆっくりと綴りますが、ボルツァーノで過ごしたイブの夜の こ

ポレンタ・エ・オゼイ ☆ ベルガモの郷土菓子

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.11> ベルガモ・アルタ(Bergamo Alta)のヴェッキア広場で見つけたお菓子屋さん。 入店してみると、美味しそうなケーキが、ずらりと並んでいました。 お薦めは、ベルガモ名菓「ポレンタ・エ・オゼイ(Polenta e osei)」。 オゼイとは、北イタリアに生息する野生の小鳥のことで、鶉(うずら)にも似ているとか。 甘く仕上げたポレンタ(とうもろこし粉)で包み込んで、小鳥のような姿に仕上げたところから、その名がつい

冬の静寂に包まれた、ヴェッキア・ベルガモ・アルタ広場

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.10> 北イタリア・ロンバルディア州の街・ベルガモ(Bergamo)。 その丘の上にあるベルガモ・アルタ(Bergamo Alta)の中心・ヴェッキア・ベルガモ・アルタ広場(Piazza Vecchia Bergamo Alta)へ。 ヴェッキア・ベルガモ・アルタ広場 (Piazza Vecchia Bergamo Alta) まだ、18 時前というのに、12月末の日暮れは、早いですね。 すっかり、暗くなっていましたが、

【宿情報】ベルガモの滞在B&B

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.9> ベルガモ(Bergamo)到着直後の、B&Bのハプニング。 予約していたB&Bが無人で、連絡が取れず、一階のレストラン&パブで待たせてもらう事になりました。 結局、B&Bのオーナー奥さまと連絡が取れたのが、夕方4時過ぎ。 それまで、パブのご主人や、常連さんと、色々話しながら待たせてもらえたのは、有難かったです。 B&Bオーナーの奥さま曰く、ご主人との連絡が十分でなく、私が、正午に到着する旨を聞いていなくて、待たせ

一杯のワイン&郷土料理のピアディーナで、ベルガモはスタート

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.8> ミラノ(Milano)から、列車で1時間程。 美しい中世の街・ベルガモ(Bergamo)に到着です。 初めてのベルガモで、わくわく、ドキドキ。 高台のベルガモ・アルタ(Bergamo Alta)に滞在することにしました。 イタリア滞在中は、その土地の郷土料理を食べるのが、大切な仕事。 ベルガモでも、初日から、しっかり食べるべく、宿泊予約していた B&Bに、スーツケースを置き、美味しい昼食からスタート!と思ってたので

ミラノ中央駅から、ベルガモへ!

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.7> ミラノ(Milano)の大聖堂を見てから、急いで、ホテルの戻り、荷物をピックアップ。 ミラノ中央駅から、AM11時過ぎの列車で、この日の目的地・ベルガモ(Bergamo)へ向かいます。 5年ぶりのミラノ中央駅。 随分と、変わっていました。 ミラノ中央駅構内 (L'interno della Stazione Centrale di Milano) チケットの自動販売機の台数も多くなり、ホームに入る時のチケットコン

スワロフスキーのクリスマス・ツリー

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.6> ミラノのガレッリアに、この時期登場する大きなクリスマス・ツリー。 大好きなスワロフスキーのクリスタルで彩られてました。 スワロフスキーのクリスタルが飾られたクリスマス・ツリー (Albero di Natale decorato con cristalli Swarovski) この時期ならではの、ガレリア内のクリスマス装飾。 ツリーの周りには、ぐるりと、冬をイメージさせる、多くのクリスタルが 展示されています。

ミラノ・ガレッリアのショーウィンドウ

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.5> ミラノ大聖堂の横にあるガレッリア(Galleria)のショッピングセンターで、 興味深いショーウィンドウを見つけました。 着物姿の舞妓さん達の後ろ姿、これ、なんの展示だと思いますか? よ~く見ると、舞妓さん達、ヘッドホンをしています。 ヘッドホン等を扱う音楽機器の広告のようです。 「どんな服装でも、髪型でも、良質の音楽を聴くことができます!」 という感じでしょうか。 ちょっぴり不思議で、面白い広告です。 大聖堂

いつも、ここにある荘厳な佇まい ☆ミラノの大聖堂

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.4> イタリア滞在1日目。(2016年12月21日) ミラノに着いた翌日ですが、早速の移動日。 でも、ミラノ大聖堂だけは、どうしても見ておきたかったので、 早朝から動き出します。 雲が厚い空は、かすかに青い部分もありますが、パラパラと雨も降っていました。 寒い、冬のミラノを想像していたのですが、意外と暖かいです。 早朝のミラノ中央駅(Stazione di Milano Centrale)。 昨夜は、プロジェクト・マッ