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【レストラン情報】ボルツァーノでの昼食☆人生初の白トリュフを頂き、至福のひと時

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.39>

トレンティーノ=アルト・アディジェ州のボルツァーノ(Bolzano)滞在・最終日。

夕方には、ボローニャ(Blogna)に移動しなくてはいけないのですが、
昼食は、事前に調べていたレストランに伺いました。
このお店、24日の昼に訪れたものの、クリスマス・イブ仕様のバール営業。
店の前まで、人が溢れていて、店内にも入れなかったお店。

最終日に、リベンジです!

上品で洗練された内装で、とても素敵。
落ち着きます。

ダンディーなソムリエさんが、対応して下さり、
お薦め料理と、それに合わせて、グラスワインを選んで頂きました。

早速、頂きます。

ミックス・サラダ(Insalada mista)

旅先では、どうしても野菜不足になりがち。
無性に、生野菜が食べたくなりました。
瑞々しい野菜の美味しさと、シャキシャキっとした食感、堪りません。

そして、本日のお薦めが、こちら。

シエナ豚の生ハム・熟成48ヶ月
(Prosciutto crudo di cinta senese, stagionatura 48 mesi)

この美味しさで入ってくるのは、かなり珍しいらしく、
わざわざ日本から来たのなら、是非、食べて欲しい!と、ソムリエさん。

ぎゅ~っと凝縮された旨み、甘み、そして、まろやかな塩味とスパイシーな味わいに、一気に、虜になりました。
頬が落ちるほどの美味しさとは、正に、このこと!

だた、お値段も、なかなかのもので…。
こちらは、目が飛び出して、落ちそうでしたが…。

フォカッチャ & オリーブオイル(EV)& バルサミコ酢
(Focaccia, olio d'oliva e aceto di balsamico)

生ハムと一緒に、フォカッチャも進みます。
薄めのフォカッチャは、表面は、かなりカリカリとしていて、これも、また美味しいです。

そして、メインは、こちら!

牛肉のタルタル・白トリュフをかけて  ヤギのチーズのクリーム添え
Tartare di manzo al tartufo biancocon la crema di formaggio di capra

メニューにあると、やはり頼んでしまうのが、牛肉のタルタル。
なんと、今回は、そこに、白トリュフがたっぷり掛かっていました。

実は、白トリュフを削る事はあっても、食べるのは、人生初めて。
やはり、白トリュフは、凄いですね!
レストラン奥にある厨房から、この料理が出てきた瞬間に、店内に広がる
トリュフの香り。

「これは…!、白トリュフが、やって来る!」

映画「ミッション・インポッシブル」のテーマが、頭の中に流れ、
思わず身構えてしまう程の、香りの存在感。
今、思い出しても、ゾクゾクしてしまいます。

人生初めての白トリュフの香りを楽しみながら、牛肉のタルタルも美味しく頂きました。

フォンダンショコラ・ココナッツアイスを添えて
(Cioccolato fondente con gelato al cocco)

コロンとしたチョコレートケーキの中から、ビターな味わいのチョコレート、
とろりと流れ出てきて、視覚的にも美しい。

モスカート(Moscato)

最後に、サービスでモスカートを出して下さいました。

途中、レストランの素敵なマダムも、テーブルを回られて、ご挨拶。
クリスマス・イブのことも、お話したら、
「毎年、あの日は、バール営業で盛り上がるのよ、また、是非、いらして」っと。

美味しい料理は、もちろんですが、流れるようなサービスと接客が、
本当に、素晴らしかったです。

海外のレストランでは、お料理は美味しいのだけれど、
サービスが、残念なこともありますよね。
案内されるテーブルも、ここ、どこ? お客様用のテーブルなの??と、
いう事も、時々あります。

お店側からしたら、常連の方々の方が大切なので、一見さんの私、外国人に対しては、仕方がない事なのかもですが。

ただ、こちらのお店は、そういう事が全くなくて、
もし、あったとしても、そういう雰囲気を、微塵も感じさせないところが、
流石です。

本当に、心地好く、とても幸せなひと時を過ごせました。


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