頼られる人の特徴「素直であり続ける」

人が成長する上で、「素直さ」という態度は非常に大切なものです。
私は素直さは若さと共に失われがちだと思っています。若ければ素直というわけではないのですが、歳をとるほど様々な経験や観念にとらわれていきます。これは避けられないことであると同時に、メリットもあります。
その人の成功体験や経験則により、確率的に大きな失敗になりにくかったり、迷いからくる不安を遠ざけることが大きなメリットだと言えます。
しかしながら、短期間のうちに大きく変化する世の中にあって、新たな情報を取りに行ったり、他人の考えに耳を傾けて、行動を変えていく姿勢がないと、過去の成功体験など、意味をなくすどころか弊害にすらなりかねません。

日本人の大人の平均学習時間は一日平均13分とのこと。
学習意欲の低さは素直さに欠けていることと繋がりがあるのではないでしょうか?
「ありのままの自分」を良しとしてしまっては、人としての成長は見込めません。
ありのままの自分を許容するかどうかは相手が決めることであり、自分自身が許容してしまうのは「逃避」
と捉えるべきでしょう。
人は時間経過と共に自然には成長しません。ここでいう成長とは社会における評価のことです。
何もしない人、すなわち素直さがない人は頑なに自分の成長機会を、自分自身でロストしてしまいます。
一度、この状況になってしまうとなかなか軌道修正が難しいように思います。

これから世の中の就労形態がジョブ型に移行していくと、ますます自己成長の機会を自分で作っていかなくてはならなくなります。マストです!
学ぶ、成長するための最も基本的な資質が「素直さ」です。
30代まではギリギリ周囲の人たちも注意をしてくれますが、それ移行は誰も何も言わなくなります。
素直でないことが、顔に表れますからね。自分以外の人たちには分かるのです。
素直な人はいくつになっても、相手が若くても、きちんと敬意を持って接するから、また新しい情報が手に入り、自分の人生を豊かにしていきます。
そういう先輩を見ると、自分もそうありたい!と思うのであります。

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