時刻表とゴーユーロ


これは、2018年10月に、書いたものである。

ポルトガルの街、エヴォラ

前回、リスボンからエヴォラへ電車で行くとき、料金は、どのくらいかかるのか調べようとしたのだが、ゴーユーロではなぜか、できなかった。

Journey Planner - Book Trains, Buses & Flights (GoEuro) | Omio

再度、調べると、なぜか今回は、バスだけは、時間と料金が分かった。それによると、11月7日水曜日は、午前7時発から午後10時30発まで20便あり、所要時間は1時間30分から45分、料金は全便、片道14、21ドル。1600円ほど。

両都市間に電車が走っていないかというと、そうではない。月曜から金曜までは、日に4便、土日には3便ある。所要時間は1時間弱。私のポルトガル休日ドットコムというサイトに掲載されている。料金は片道12.40ユーロ、こちらも日本円で1600円ぐらい。

このサイトでは、リスボン滞在中の観光客に、日帰りのエヴォラ観光を薦めている。週日なら09時02分、土日なら09時52分、リスボン発の電車に乗って、エヴォラ16時57分発の電車で帰ってくるのである。4時間もあれば、この歴史あふれる街は十分に歩き回れると、サイトは保証している。

先日、紀伊國屋書店の旅行に関する本の棚を眺めていたら、トーマスクックの時刻表が目に止まった。きっと古いものが図書館にもあるだろうと思って、検索してみると、2013年夏秋版があったので、早速借り出してきた。

これをみると、エヴォラは小さな街らしく、リスボンからの電車は、すべて各駅停車である。欄の左端にある数字は、リスボンからの距離を示して、148と記してある。これはマイルではなく、キロメートル。

各駅停車で150キロ近くを1時間弱で走るとは、平均時速170キロは出しているのではあるまいか。2013年に新型の電車を導入したとある。

リスボンとエヴォラ間は、料金がほとんど変わらないので、バスよりも電車を利用したほうがいいだろう。時間は節約できるし、座席の座り心地も、こちらのほうが快適に違いない。また交通渋滞に巻き込まれる心配がない。

トーマスクックの時刻表は、ヨーロッパだけでなく、アフリカ、中東、アジア、北米と一部分ではあるが、いろんな国のものも載せている。

ちょっと、ロシアのシベリア鉄道の部分を覗いてみようか。ウラジオストクを04時25分に出た列車は、7日目の05時52分にモスクワ到着。

また、北京からウランバートル経由、またはハルビン経由でモスクワまで列車で出かけることができる。

水曜日8時05分に北京を出た列車は、木曜日13時20分、ウランバートル着。30分後、列車は西へ向けて出発。月曜日13時58分にモスクワ到着である。ハルビン経由は省略。

時刻表では、曜日を数字で表している。①が月曜日、②が火曜日、そして⑦が日曜日というわけである。

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