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ポイントは3つ。哲学者が時間をかけて結論付けた生きるためのヒント

大学生の時、自己啓発本やYouTubeの広告が流行っていた。「好きなことを仕事に」というキャッチフレーズ。

やる気と体力だけはあったので、何かしてやろうと鼻息だけは荒かった。そして、自己啓発本をとにかく読んだ。

「死ぬこと以外かすり傷」を読んで、テンションだけは上がったし「メモの魔力」を読んで、自己分析をちゃんとやろうと思った。「革命のファンファーレ」を読んだ時は、自分の人生に革命が起きる気がした。

いろんな自己啓発本を読んだ結果、書いてあったのは「行動せよ」これだけ。著者独自のストーリーを織り混ぜながら、行動することの重要性が書かれていた。



月日は経ち、自己啓発本は全く読まなくなった。読むのはビジネス書や考え方、物事の捉え方を見直す本など。

直近で読んだのはこの本。

特に何か悩んでいるわけではないが、哲学者はどう考えていたのかが気になり購入。複雑そうに見えるものの、現代風にアレンジと解説がされており、サクサク読めた。

生き方や人間関係、恋愛など、ありがちな悩み。それは、全て時代を超えて哲学者が答えを出していた。

答えはシンプル。


他人がどう思うかはほとんど関係なくて。必要以上に悩まず、健やかに幸せに生きるためには、自分とどう向き合えるかが大事とのこと。

順番としては、1から3にかけて考えるのがスッキリすると思う。


1.自分と他者の課題を分離せよ

相手の感情や未来に起こることは変えられない。自分ができる精一杯のことをやって、結果を待つ。

目の前の課題を要素分解した時、自分がやるべきことなのかを見極めることが大事。

「彼の返信なんて気にせず、自分がやりたいことをやっている女性の方がモテるわ♬」と言っているインフルエンサーがいるが、要は課題の分離をしようってこと。


2.“今”に集中して生きなさい

過去も未来も変えられず、できるのは一生懸命今を生きること。一つひとつ積み重ねていけば、道は拓けるから。

課題を分離し、自分がやることだけに集中する。そして、全力で今を生きる。これこそが一番の近道。


3.自分と向き合うから幸せを得られる

幸せの価値観は人それぞれ。海外旅行をするのが幸せだと感じる人もいるし、ゆっくり読書するのが幸せだと感じる人もいる。

大事なのは、自分にとっての幸せを見極めること。そのためには、自分と向き合わなければいけない。具体的な“何か”を見つけるまでは苦しいと思うが、向き合うからこそ、心の底から納得できる”幸せのカタチ”が見えてくる。

多少時間がかかったとしても、自分のために使った時間は何かしらで返ってくる。プロセスすらも楽しめるように。

時々哲学者の言葉を思い出しながら、自分の人生を生きていけるようにしたい。

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