「あなたの言葉を聞かせて」とよく言ってしまう
ここ最近、“その人らしさ”が気になるようになってきた。みんなが良いと言う言葉ではなく、どんな言葉を使うかの生身の部分。
リクルートの「お前はどうしたいの?」ならぬ「あなたはどう思いますか?素直に聞かせてください」とよく言うようになった。
話をしてみると、日頃からよく考えている人なのかそうでないのかが割と分かる。読書量が多い人は語彙力が豊富だし、思考を深めている人は言語化能力が高い。
一方、何となく薄っぺらく聞こえてしまうのは、自分の言葉で考えていないからだろう。「そんなありきたりの言葉じゃなく、本当にどう思っているのか言葉にしてほしい」と思うこともしばしば。
思いが乗っかっている言葉は説得力が違う。同じ言葉を使っていても、思いの強さによって伝わり方が変わってくる。だから「自分はどう思っているのか」と向き合わざるを得ない。
話していて面白い人は、どんな角度であれ自分の意見を持っている。たとえ自分と考え方が違っていても勉強になるし、むしろ「そんな考え方もあるのか」と感心させられる。
誰もが使う言葉(解釈)を探すなら、GoogleやChatGPTを使う方が効率が良い。
その人の経験や学びを踏まえて言葉にするから、言葉に重みが増すし、“その人特有の言葉”が生まれる。
自分と向き合ったり自分の思いを正直に言ったりするのは、労力がかかる。周りの人と衝突するリスクもあるし。
ただ、僕はリスクを背負ってでも自分の言葉で伝えることを大事にしたい。その時本気で思ったことを本気の言葉で。あとから間違っていると分かれば、素直に謝れば良いだけの話。謝ることにプライドはないのが、僕の良いところかもしれない。
あなたはどうしたいんですか?
これについてどう思いますか?
制限がなければどうしたいですか?
中身を掘り下げられることが苦手な人はゴメンナサイ。僕は目の前の人がどう考え、どんな言葉にするのかにすごく興味がある。
自分と違う考え方なら構造を教えてほしいし、新しい視点が開けるならそんな嬉しいことはない。
言葉として綺麗かどうかは問題なくて。“自分の言葉”で伝えようとしているかどうかが重要。むしろ、たどたどしいぐらいの方が、嘘偽りない感じが伝わる気もする。
言葉から逃げない。
伝えたい時に伝える。自分の言葉で伝える。
僕は僕なりに自分と向き合い、言葉を伝えることを大事にしていきたい。
「あなたの意見を聞かせてください!」とふと思ったことから、つらつらとnoteを書いていたらこんな感じに。
たまには殴り書きで書くのも楽しいな。
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