【Kindle】その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(小林昌平)【Unlimited】

月間の本代がアホみたいにカサんで困ったので、家計見直しの為にファイナンシャルプランナーに相談した所、Unlimitedを進められたので利用するようになりました。
月額980円で読み放題(但し読みたい本があるかどうかは別)
という訳で、Unlimitedで見つけたオススメの本、チマチマと紹介する事にしようかと思いました。
因みにUnlimitedはこちらから。

先ず初めに読む哲学書として、こんな人にオススメです。
①哲学って何か難しい気がして、何処から入ったら良いか分からない人。
②悩みを抱えて苦しんでいる人。

この本、タイトルの通りです。
悩みの種類に応じて、哲学者がどんな答えを出してきたのか、という事が書かれています。
悩みのカテゴリは、
 仕事、自意識・劣等感、人間関係、恋愛・結婚、人生、死・病気
に分かれていて、その中の色々な悩みに対して「哲学者はこんな答えを出していますよ」というのを紹介しています。
悩みの一つ一つの分量はそれほど多い訳ではないし、何処から読みだしても良い。結構お手軽に読めます。

さてさて、この本の良いな、と思った点は、「哲学を知ろう」じゃなくて「哲学を使ってより良く生きよう(Well-being)」という点。
先ず悩みがあって、それに対して哲学をどう役立てるのか?というアプローチ。つまり「哲学って何の役に立つの?」に対する1つの解がココに書かれています。

また、これを読むと、哲学というのは「苦しみの中から考えに考え抜いて到達した結論」というのが感じられます。
哲学者というのは何か凄い頭の良い人とか学者的な何か、という訳ではなく「苦しみの中から生まれてきた知恵である」のではないかと。

逆に言うと
いままさに悩んでいる人、苦しんでいる人は、実は新しい価値を創造する力を持っている
つまり著名な哲学者になれる可能性がある、という事かと。

例えそうではなかったとしても、自分の悩みや苦しみは実は自分だけの特有のものではなく、同じような事を過去(それこそ紀元前)から繰り返されてきたものであり、先人の知恵がそこにある
ならばそれを自分にとって役立ててみようかな、という気にもなれます。
あとは、昔から人間変わんねぇな、という事も感じられるかも。

さて「悩み」という点から哲学にアプローチしてみては如何でしょうか?

余程の理由がない限り記事は無料です。読まれた方が何かしら刺激を受け、そして次の良いものが生まれてくれると嬉しいです。