Who Am I | カンマタカヤ(vol.2)
Vol.1 はこちらから!
カンマさんの人生哲学
人生は選択の連続ですが、僕が大切にしていることは「やってみたことのないことをやってみる」ですね。やったことは大体想像がつくし、次同じ選択肢が出てきた時にそれを選ばなくて良くなる。だから、なんでもやってみたいですね。
そしてもう一つが「ワクワクするか、楽しそうか」ここは僕カンマタカヤ個人ではなく、今はe家族というチームが一緒なので、相談をしています。家族の意見を聞いて、変化することもある。僕個人というより僕を取り巻く「全体」が決めている、そんな気がしています。
あとは「前世」の存在も大きいです。ヨーロッパでの展開を決めたのも、以前友人とポルトガルのとある広場に訪れたことがあって。そこはかつては処刑台だったらしいんです。その城壁に登って歩いていた時に、急に鳥肌と涙が溢れてきて。僕の前世はここで処刑されたのでは、と感じました。その時に、現在を生きる僕がこの「前世」の存在を受け入れたらどうなるんだろう、そう思ったら楽しく思えてきて。そんな場所に家族を連れて行こう、これはもう直感みたいなものでした。
夢をみたり、出会いがあったりすると、その時に「前世」を利用すると、楽になるんです。前世での繋がりがあったからこそ、今ここで出会っている、そう考えると楽しいと思いませんか。
カンマさんにとって自由とは?
自由と幸せは同じ表現だと思っています。幸せってどう書くか知っていますか?プラス、マイナス、イコール、マイナス、プラスなんです。最高のタイミングも最低のタイミングも、すべてが自由の象徴。マイナスがあってそれがプラスへの過程だと思うんです。「自由」とはそれを知っているかどうかじゃないでしょうか。こんなことって最悪だよ、も自由の象徴だし、反対もそう。それを知っていることによって、それが「自由」かどうか、「幸せ」かどうかを決めるのも自分自身です。
昔は僕も人を助けたい、と思っていた時代がありました。でもそうじゃない、自分が自由で自分が幸せであるべきなんだ、と気づいたんです。それは、シャンパンタワーみたいなもの。僕のグラスが幸せで溢れれば、その周りのシャンパンが流れて、それがどんどん流れていく。幸せを一番初めに満たすのは自分でないと、でなきゃ周りの家族や仲間、見ず知らずの人たちを満たすことはできないんです。
自分の幸せとか考えると、まず先に達していない自分を想像してしまうんです。でもちゃんとみてごらん、十分あなたは幸せでしょ。さっきのプラスマイナスの話じゃないけど、どんなに最悪なタイミングでもそれはすべて幸せの過程なんだ、というマインドセットなんです。
サーフィンもそう、もっと欲しいもっと欲しいと思ってしまうと波は逃げてしまう。そうじゃなくて、ありがとう、僕は幸せです、十分幸せです、と思うと、その時に波はやってくるんです。
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