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【不思議】-日本酒を飲む温度帯によって話のテーマが変わる-

おはようございます。あずまです。
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日本酒は飲む温度帯によって色々なお酒の表情を楽しめる面白いお酒です。
「温度」という明確な飲み方があるのは日本酒だけではないでしょうか。

冷たい温度で飲むお酒、いわゆる「冷酒」にもいくつか種類があり、
温かい温度で飲むお酒、いわゆる「燗酒」にもいくつか種類があります。

温度が5℃変わるだけできついと感じた酸が穏やかになったり、味わいがまろやかになったりする面白いお酒です。

https://kojonin.jp/sake より引用。

そんな面白いお酒「日本酒」ですが、飲む温度帯によって話のテーマが変わるように僕は最近感じます。

例えば冷酒のとき。

だいたい最初はビールで乾杯し、そこから2~3杯はビールを飲むでしょう。
つまり、冷酒を飲むときというのは、飲み会が中盤に突入したばかりのタイミングが多いと思います。
ビールを2〜3杯飲み終え、次何飲みますか?となったタイミングで日本酒を注文するシーンが多いように思います。

飲み会の中盤はいよいよ本題に突入しようとしている時でもあります。でもまだうまく話を振れない。うまく踏み込めない。そんなイメージでしょう。

ビールよりもアルコール度数は高いお酒ですから、飲むペースというのも次第に落ち着き、話に集中できる環境が整い始めます。

次に熱燗のとき。

熱燗は文字どおり、お酒の温度が高いので、冷酒のようにグビグビ飲むことはできません。お酌のペースもゆっくりになり、徐々に酔いも回り始める頃です。

熱燗の特徴は、飲む人の体温を上げられることです。体がポカポカします。
すると人はなぜかほっとした気持ちになります。気分も良くなり、表情がほぐれていくのを感じるでしょう。

その時の話は本当に深いもの。例えば「人生について」「自分が大事にしていること」「最近悩んでいること」など。冷酒のときも確かにそのような話題になると思いますが、まだ相手と自分の間に壁を作っているタイミングだと思います。燗酒はその壁をぶち壊します。

まとめ

今日の記事は僕が日本酒って面白いなと感じてから実体験をもって書いたことです。日本酒の飲む温度によって話の深さが違うのは確かです。
ただ冷酒は1時間後、燗酒は30分後に酔いが回ると言われているので、そのタイミングが重なったときは要注意です。本当に一気に酔いが回ります。

くれぐれも皆さん飲み過ぎには注意してくださいね。相手と深い話をしたい時の緩衝材として燗酒というのを取り入れてみても良いかもしれません。

これからの時代はウイスキーロックで女性を口説くのではなく、燗酒で女性を口説く時代が来るといいですね。なんとも日本らしくて素敵です。

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