見出し画像

男子バスケ日本代表、強化の難しさ

ちょっと日が開いたけど、男子バスケ
日本代表のアジアカップwindow1、
対中国戦について。最後非常に危うい
場面がありましたが、万里の長城
中国に辛勝。BOXスコアは以下から
ご確認ください。

今の代表はBと比べるとペースの早い
バスケを選択している。果たして
これが最適解なのかは分からない。
相手に大量点を取られないように
わざとペースを落とすのがかつては
定石のように言われてた気がしたが。
で、ペースが早い割に点数が低いのは
単純にシュート成功率が低過ぎるから。
ここの改善が急務ですよね。

ついでにこないだ発表された、李相佰
カップの合宿参加メンバーもざっと
目を通したけど、将来の代表を目指す
べき大学世代でも2m超えのメンバーが
まるで選ばれてないのを見て、F/Cの
人材はもはや望むべくもないのかな
という気がしてしまう。渡邊雄太が
如何に奇跡的な人材であるかが分かる。

同じモンゴロイドと思えないくらい
中国代表の方がデカいし分厚い。
日本のビッグマンは少ない上に怪我が
多過ぎる。吉井はフィジカルお化け
だがやはりタッパが足りないので
ファウル増えがち。そうなると
じっくり攻める余裕は無いという
見立ては間違いないんだろうな。

前々から言われてることだろう
けど、海外の大学に行けば誰でも
トップクラスになれるなんて事は
なくて、むしろちゃんと出場機会の
あるカテゴリにいた方が選手の成長
には繋がるのかもしれない。Bで
結果を出す事はとても重要。でも
特にガード陣はBに慣れると海外、
代表戦のアジリティに対応出来ない
という事が往々にしてあるので
Bが他のアジアの他にオージーの
NBLとも協賛関係になろうとしてる
事は強化の意味で有難いね。

とはいえ、グアム戦も中国戦も、
Bのメンバーだけでもかなり守れる
ようになってたと思う。前は何より
ビビってた感があった。いつも
チームの外国籍におんぶに抱っこで
「俺たち外国籍の相手なんて無理
だよ〜」感が出てたのに、最近は
だいぶ慣れてきたように見える。
ただ、それでもやっぱメンタルが
一様に弱いのかな
って思う。特に
試合の入り。頭で崩れるとそこから
立て直すのは難しいって呆れるほど
言われてるはずなのに、それでも
入りが悪いメンバーが多い。

頭から平常心で入れてるのって、
ホーク以外だと海外経験者の富樫、
馬場あたりぐらいしかいないんじゃ
なかろうか。マインドセット重要。
言うほど簡単じゃ無いのは分かるが
チーム全体で対策してほしいな。
ケアの一環として。逆に須田や
吉井は頭に血が昇りやすいのかも
しれない。

男勢は代表活動に時間を取れない
という事情はある。リーグ戦が
ずっと続くからね。EASLに参加
してた2チームの所属選手はもっと
時間の融通が利かない状況にある。
やっぱロスター上限を増やした上
ちゃんとローテさせて主力も
休ませるようにしていかんと
保たないよね。女子みたいに
何ヶ月も代表の練習に時間取れる
環境じゃないんだから。とはいえ
パリ五輪まで時間的猶予はほぼ
無いところまで来てるので、
とにかく怪我に注意しつつ最善の
準備をしていただきたいですね。

あと、これは少々お門違いな
意見かもしれないけど言わせて
もらうと、河村・ホーキンソンの
所属先であるSR渋谷とビーコル、
二人の負担がデカ過ぎる。しかも
河村に至っては代表で必要な
スキルを磨けないどころか
プレーの質が偏りがちでむしろ
ビーコルにいる事が弊害になり
つつあるところまで来てる。
マジでいい加減にせえや。
もっと河村に負担の掛からない
編成にしてやってくれよ。
これは1チームだけの問題じゃ
なくって日本代表自体に関わる
大きな問題なんだからさ。

この記事が参加している募集

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?