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シンギュラリティは近い

3年前ほど、楽天市場のカンファレンスに仕事で参加した。
スパコンで知られる齊藤元章さんが、開場後すぐのプログラムの一つとして、メイン会場で壇上に立った。
著書の「エクサスケールの衝撃」などでも提唱している「シンギュラリティ=技術的特異点」について、1時間ほどの講演を傾聴した。

お金のために働く仕事は無くなっていく
と、近年のAIの進歩により多くの有識者が主にSNSなどを通じて発信している。
5000ページほどある分厚いその本は、まだ完全に読みきっていないけど、
2045年までに起きるであろう、技術的特異点における社会の変革について
触れてあり、これまでの常識を全て覆す(もちろん良い方向に)、
題名通りのエクサスケールの衝撃を、私自身にも与えてくれた。

学生の頃の悩みは、社会に出て働くようになってからあまり鮮明には思い出せない。
最近のことだからなのかもしてないけど、社会人としてからの苦悩の方が、
多く占めていると自分自身を振り返っても、友人たちを見ていてもとても思う。

社会に出て、普通に働くことは、案外難しい。

インスタに、「やっぱり月収35万以上は欲しい・・・。」
という触れ込みで流れてくる広告。
やっぱりと付け足さなくても、それくらい欲しいと思っている人間は
ほぼ全員と言ってもおかしくないはず。

地方で、社会人生活のほとんどの時間を費やした私にとっては、
年収300万に到達している連中を見つける方が難しかったし、
14万程度の月収で、車もあって、
たまに旅行にも行く生活を送ったことがあるので、
月の収入が35万もあるなんて、夢のような遠い現実に思えたりもする。
一方で、そのころの生活のやり方を忘れてしまった私も存在する。。

働かなくても、生活ができるなら、私は絶対に働かない!
そんな未来があと何十年としないうちに、実現する、
シンギュラリティが近いなら、その恩恵を一番に受けるはずの
東京に住むしかない!私はこの講演を聴いてから、
近いうちに必ず上京することを誓ったのです。

そして現在、新卒入社してからの年収×2.5倍を目指して、
今まさに人生の転機の真っ只中に居る。

シンギュラリティは近い、それを体感できるように。



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