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好きな花と理想の私

あらゆることに対して、〝なんでもいい〟がかつての口ぐせだった私。

あの頃は、本当になんでもよかった。

これが好きと言ってしまうと、なにかこだわりを持ってしまうと、そして、それを示してしまうと、いつのまにか奪われるような気がしていた。

コレ!というのを今でも持ちにくいのは、そんな時間が多い幼少期を過ごしたせいだと思う。

そういう自分に気づいてからというもの、少しずつスキを増やしてきた。
自分の中のスキに気づけるようになってきた。

ただ、花に関してはなぜか比較的前からハッキリと好きと言えるものがあった。

いくつかお気に入りの花はあるが、なかでも好きなのはトルコキキョウ。

お花屋さんで見つけると真っ先に手に取る。

一見してすこし華奢ながら、花は繊細かつ大胆。
しかも結構丈夫で扱いも難しくない。

最近は一重だけでなく、八重もあって、一瞬薔薇?と思うほどに優雅な雰囲気を漂わせるものまで出てきた。種類が増えて、ますますシーンを選ばなくなった。

お部屋の色んな場所だけでなく、水回りに置いてもいい。
主張しすぎず、でも花の周りがほんのり明るくなる…
特別感がないのがいい。

ここまで私がトルコキキョウを好きな理由を思いつく限り書き出していったら、私が理想とする人物像に近いものを持っていることに気づいた。

そうか。

私は、花に例えると、トルコキキョウのようになりたいのかもしれない。
なりたい私、ありたい私がたくさん詰まっている花。それがトルコキキョウ。

こうして左脳であれこれ考える前に、私はnoteのアイコンすらも好きなトルコキキョウを自然に選んでいたことにハタと気づいた(苦笑)。

暑すぎて、このところはグリーン以外切り花を家のどこにも置いていない我が家。

まだまだトルコキキョウは旬のはず。

もう少し暑さが和らいだら、またトルコキキョウをあちらこちらにいっぱい飾ってみよう。


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