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「奪うより譲ろう」「勝つより負けよう」。自分の幸せのために。

おはようございます。天宮です。

競争社会
物質主義社会の中で生きていると

いかに多くのモノを得るか。
いかに他人に勝って上に立つか。

そんなことに
注力してしまいがちですよね。

でも、どんなにモノを得ても
どんなに勝っても
どこか心が満たされない……。

そんな風に感じているひとも
少なくないのではないでしょうか。

今日は、

本当の幸せって実は、
これらの逆を行くことかもよ?

というお話です。

■勝つか負けるか、奪うか奪われるか
そんな世界で生きてきた私

noteの記事にも何度か書いていますが
天宮はかつて
超下剋上社会である
出版社に勤務しており

とにかく
日々誰かと競争していました。

少しでも誰かに勝って
評価を上げたいとか

少しでもいい仕事をして
お給料を上げたいとか。

20代、30代くらいは
とにかく必死でした。

そして、40代になり
フリーランスになってからは

いかに仕事をもらうか。
いかに量をこなすか。

に必死でした。

そうなるとどうしても
誰かと競争して
勝たないといけないですし。

仕事をひとから
奪わないといけないことも
あったりします。

割の良い仕事が
誰かの手に渡ったときは

意味なく
「奪われた」
なんていう
ヒリヒリした気持ちになったりもしました。

そう。かつての私は

勝つか負けるか。
奪うか奪われるか。

の世界で生きていたんですね。

勝たないともらえないし
奪わないともらえない。

そんな風に思っているので
私の周りには
私に勝とうとするひと
私から奪おうとするひとばかりが
現れていたように思います。
(正確にいうと、そう見えただけですが)。

お腹が空いたライオンが
やっとエサにありついたとき。
周りにやってくるライオンは
全部そのエサを奪う敵に見えますよね。

当時の私もそんな感じで
私自身が、そんな世界を
創っていたのだと思います。

■すべてを逆転したら、逆に幸せになった

そんな日々に疲れた天宮はある日
こう思いました。

「競争して疲れるくらいなら
負けでいいや」

「奪わなきゃもらえないなら
もらえないでいいや」。

それ以降、
誰かと競争することも
誰かから奪おうとすることも
極力やめました。

たとえば。

めちゃめちゃ疲れた状態で
電車に乗ったとします。

以前の私は
すかさず空いている席を見つけ
誰よりも先にその席を
ゲットしようとしていました笑

だって、疲れているんですもの。
みんなその席を狙っているんですもの。

でも、その頃の私は
ちょっと感じていました。

誰かに勝ってその席を奪ったとしても。
心のどこかに小さな軋(きし)み
が残るんですよね。

で、座れたので
体は楽なんですけど。
「心」はちょっと、疲れてしまうのです。

ちなみにいまの私は
席取りゲームに参加しませんし
めちゃめちゃ席を譲ります笑

たとえ疲れていて
体はちょっとしんどくても
その方が「心」が楽なのです。

自分が座っている席を
お年寄りや妊婦さんに席を譲って
「ありがとう」と笑ってもらえたら

「心」が満たされるので
たとえ立っていても、
そんなに疲れないんですよね。

仕事に関してもそう。
私よりもっと適任なひとがいると思えば
どんどん譲ります。

その方が「心」が楽だからです。

そんな風に

「奪うより譲る」
「勝つより負ける」

という生き方を続けていると
不思議なことが起きました。

以前よりもひとに
譲ってもらえるようになったし

私に競争をしかけてくるひとが
格段に少なくなったのです。

結果的に
以前よりずっと
幸せな気分で
日々を過ごせるようになりました。

結局
誰かから何かを奪って
モノを手に入れても

競争に勝って
地位や評価を手に入れても

それによって
「心」が疲れてしまったら
結局幸せにはなれないんじゃないかな。
と、天宮は思っています。

どうか、目の前のひとに
譲ってみてください。
負けてあげてみてください。

あくまでも
自分が幸せになるために……。

今日も最後まで読んでくださり。
どうもありがとうございました。

どうか良い1日をお過ごしください。

天宮一美











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