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写真はないけど文字でなら(今日のごはん=天丼)

正確には昨日のごはんです。

何度か写真つきの料理系記事は投稿したけれど、綺麗に撮影しているみなさんは本当にすごい!尊敬する。

もう箸を入れてしまっているか、なくなったあとに気付く。
しまった、またやってしまったよ!

それに、綺麗に撮るためにはたゆまぬ努力が必要だ。
まず器も選ばなければならないし、掃除をしていなければならない。
カスが少々残ったままの机でもいいか、はないし、背景にも配慮しなければならない。

同じような意味で、読書ツイートも大変だ。
本棚を晒すなんてとてもできない。棚一つの本が全部横に寝ているなんてザラだし、内容もカオスすぎる。縦が二冊残って上に乗せられた横置きの本を支えているのに気が付いて横置きをまとめて縦に直すあるある。あっこれはあとでツイートしとこう。 #読書 のハッシュタグをつけて。

一度、すごく美味しくて大好きな鶏めしを作る過程を写真を撮ったのだが、撮るときはウキウキしていたが、見てから写真をぜんぶ、すてた……。
鶏皮を細かく切る作業があるのだが、白い脂がまな板全面に散って、すんごく汚い!写真だけでウッ……ときたし、これを食べようと思う人がいるとは思われない。結果的には美味しくても。

だから文字で。
写真はないけど文字でなら。


11月9日、夕飯。天丼、煮物、味噌汁。

揚げ物が多い家だ。
揚げ物だいすき。みんなよく食べる。たくさん食べる。塩分と油分の多い食事です。気を付けては、います。

天丼。

冷凍海老16尾1200円の4尾だけ使う。これがメインだが、繰り返すが4尾だけ使う。
足りない分の肉気は、むね肉一枚をそぎ切りにしてごまかす。
春菊(義母宅から。畑で育った有機栽培だが、数日経過してしまったので採れたてではない)
まいたけ。安いし美味しいし大好き。

痛恨のミスはさつまいもだった。
長いこと冷蔵庫の底の方に置いてあったため、ふやけて腐ってしまっていた。なぜ冷蔵庫に置き去りにしたのか、バカバカ!これが楽しみだったのに。
これのおかげでむね肉は一枚の半分しか使わない予定だったのだが、増やした。

具を並べて粉を薄くふりかける。「わたし、失敗しないので」みたいな名前が書いてある粉を買っている。粉を水で溶く時には、冷水を使うことと、もったりよりも薄く、しゃばしゃばにならないようにするのだが、やはりテキトーです。

それよりも何よりも、タレだっ!
「みりん大6(90ml)泡が出るまで鍋で回しながら強火、しょうゆ大2、だし小1、砂糖大2をとろみがつくまで」
この、インターネットの海のどこかから入手したタレの比率が最高だ。
探してみたのだが見つからなかった!これだから書き留めておくに限る。

ここで一句。
いつまでも ネットにあると 思うなよ すてき小説 レシピネタ

煮物

わたしは里芋が大好物なのだが、残念ながら家族の誰も好きではない。
特に上の子はひどい。ネトネト、ムチン系はすべて嫌いなようで、唯一食べられるのは納豆だけ。(でも納豆は食べられるって何かムチン嫌いとも違うような…食わず嫌い?)

しかし、義理実家から送られてきた里芋は最高だった。
売られているものと全然違う。義理実家なので遠慮しているが、本当は売り歩きたいぐらいだ。

子芋ももらったので、レンジで1~2分チンして、皮をするっとむき(端を切り落としてそこから剥く)、少し焼き色がつく程度に素揚げにするとおいしい。煮転がしもやったので、今日は普通の煮物で。

こんにゃく、ちくわ、ごぼう、里芋の本当に基本の煮物。彩りを重視するならにんじんも含めたり、スナップえんどう、いんげんを最後に入れたり添えたりするのだが、今日は最初から彩りを放棄している。

下ゆでは一応やる。でもひどい。里芋を下ゆでしたどろどろ汁でこんにゃくまで下ゆでしてしまう。本当にひどい。おすすめはしない。

味付けは……よくわからない。水、酒、だし(粉末+お茶パックにかつおぶし)、砂糖、みりん、しょうゆ……を、煮ながらこの順番で適当に入れていく……。
今回は美味しかったので、里芋嫌いなだんなも下の子も食べてくれた。
上の子に関しては、偏食を気にするのをやめた。

味噌汁

これも義理実家からの……って、どんだけもらってんだよ~!!
実は本当に助かっている。
輸送費がかかっているはずだし、引退後に畑をやっているだけで農家というわけでもないので、義理実家的には損しかないのだが、今年はじゃがいも、たまねぎはほとんど買わずにすんだ。
この義理実家からの頂きものを、腐らせるわけにはいかないので、がんばって消費する。
チンゲン菜と、油揚げの味噌汁。
チンゲン菜は見た目悪く、外側は黄色くなりかかっているのだが、義理実家からの頂き物は定評があるので信じて使った。やはり美味しかった!

付け合わせ

最近ハマっているのが、沢庵。おそよ40年間食べなかったのに、突然ハマってしまった。
ごま高菜はわたしが好きなので定番です。
さらに、最近気が付いたのだが、サラダを食べない子どもらに、延々と高いレタスとトマトときゅうりを出している意味はなくないか?
(上の子はレタス、トマト、きゅうりが嫌い)
浅漬けって、要は野菜よね?サラダじゃないか?と気が付いて、山盛りの浅漬けを出すようになった。
もちろん浅漬けの素を使う。昆布だしが好きだ。
分量を間違えると薄かったり辛かったりするので気を付ける。
白菜4分の1、きゅうり1本を全部浅漬けにする。
30分ぐらいでそれっぽく出来上がるので、作り始める前にやっておく。ビニール袋にガサガサ詰めて、塩もふらない。浅漬けの素だけ。時々もんでひっくり返す。

皿に山盛りに盛って、ちょろっとしょうゆ、残りのかつおぶしをかける。

翌日

翌日、天丼のタレが残っているのに気が付いた。

上の子が、「タレの勝利。タレの勝利」と言いながら、嫌いなまいたけも春菊も(お前、何が好きなんだ)ガツガツ食べてくれたのだが、もう何も残っていない。
味噌汁の残りと煮物の残りと、お弁当に入れた塩サバの残りカスしかない。

ワンチャン、これ、タレだけごはんにかけて食べてみようか?
もったいないし。

煉獄さん化「うまい!うまい!うまい!うまい!うまい!」

タレだけでごはん、十分にいけました。
このタレは本当に美味しい。ありがとうレシピの人!



さてきょうのごはんは何にしよう。


おわり

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