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入社半年ライター志望が、もの書きに失望してから再び夢を見るようになるまで

お久しぶりです。

半年ほど前、とあるスタートアップベンチャーに入社した私。

若干ブラックじみた職場環境(?)のなかでも、なんとか念願のメディア運営の部署に入ることができました。
しかし紆余曲折があり、いつしか内定承諾当初の「仕事としてものを書く」という夢は冷めてしまいました。
が、最近「もの書き熱」が復活し、またnoteを更新しています。

…GW明けの最後の更新から今まで、noteを放置している間に何があったかを簡単にまとめるとこうなります。
しかしこれではいくらなんでもあっさりすぎる。
今回はその変遷の記録をもう少し細かく、「私がいかにしてもの書きに失望し、再び夢を見るようになったのか?」を書き記します。

目次
1. 私がものを書くことに幻滅した理由 
2. 私が再び、ものを書こうと思った理由
3. これからどうするのか

1. 私がものを書くことに幻滅した理由

かくしてメディアに携われることになった私。
記事を書きたい!という思いとは裏腹に、待っていたのは…

・外国語の海外向けメディアなので、書きあがった記事が読めない
・それどころか、自分の感覚では記事のターゲット層すらつかめない
・日本人ライターさんの対応(ディレクション・編集)に追われて、ほぼ事務作業と化す

そんな状況だった。

さらにはライターさんからいただく文章は、話が行ったり戻ったり、リードとまとめの内容が一致していなかったり…
専門用語が多すぎて編集スタッフの私すら理解できず、調べて書き直し…なんてことも。

私が言えたことではない、まったく言えたことではないけれども、
これがライターさんなのか… なんて思ってしまった。
これ多分!私の方が上手く書ける! なんて思ってしまった。

そのような修正が必要な文章は、こちらで修正してから翻訳にかけるようにしていた。
本当はライターさんに戻すべきだとは思うのだが…自分で直す方が早いし、ライターさんにお渡しする記事テーマの用意が忙しく、いちいちコメントをつけるほどではなかった。
なにより、ライティング素人でろくに知識もない私の感覚で、他人様(しかも「自分の憧れの職業」であるライターさん)の文章にけちをつけるほどの勇気がなかった。


そんなわけで、ライターさんの文章の修正に延々と追われ続けた私は、だんだん「ものを書く」こと、「もの書きになる」に対する熱意を失ってしまった。

2. 私が再び、ものを書こうと思った理由

そんな私だったが、ほどなくして転機がやってきた。
私自身も記事を書かざるをえない状況になったのである。

重い腰を上げて、時間を作って、さあ!今日は記事を書くぞ!とデスクに向かったのだが…

気が付けば2時間が経っていた。

その間私は、夢中でキーボードを叩いていた。
部署を移動してから、というか入社してから一番楽しく、一番集中できた作業だった。

ちょうどそれと同じ時期に、部署異動した当初、仕事を覚えるために一本だけ書かせてもらった記事が、GoogleのSEOで上位に表示されるようになっていた。
(※Googleの検索エンジンで、あるキーワードで検索すると、私が書いた記事が上の方に出てくるようになっていた。Googleが、「私が書いた記事は、ユーザーにとってよい記事だ」と判断したということになる)

その小さな成功体験を通して、私はこう痛感した。
私は文章を書くことが好きだ。
私が一番得意な作業は、おそらく文章を書くことだろう。
私が武器にできるとしたら、文章を書くという行為だろう。

…とはいえ、今の部署では好きな文章を好きなように書きなぐるわけにもいかない。それに、仕事で文章を書く機会をもらえても、公開される前に翻訳が入るため、完成した文章は私も(そしておそらく、この記事を読んでいるあなたも)読むことができない。

そのため、「自分の」文章を書くために、このnoteに戻ってきた次第です。

3. これからどうするのか


「文章を書く」ことを私の武器にしていくために、noteを再始動させようと思うのですが、

今のうちに宣言しておきます。
「書かなければ」と思うことではなくて、「書きたい」と思うことを書きたい。PV数、スキ数を狙うのではなくて、あくまで「書きたい」と思うことを書きたい。
その「書きたい」の結果として、「私は書けて楽しいし、読んだ誰かも楽しくなる」、そんなwin-winの関係を目指していきます。

ゆくゆくはもの書きでご飯をたべられたらいいな…なんて思っておりますが、それを目指して書くと、ものを書くことに対して義務感が生まれて熱が冷めてしまいそうで。
なにより「ライターさん」と名の付く立場になることよりも、読みやすい、読んでいて楽しい文章を書くことの方が難しいと学んだので。

まあ、ゆるりといろいろ書いていきたいと思います!

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