ネントレやってよかった
わが子はネントレをしているおかげで、朝昼夕夜、ほぼぜんぶセルフねんね。やってよかった。
起きてくるのが待ち遠しいくらい寝てくれます。
ちなみに、母乳の後にミルクを足している、混合育児です。
育児は忙しい、大変だ、と話に聞いて戦々恐々としていたけど、今のところわりと楽しい。かわいい。実家が遠くて夫婦ふたりのほかに頼れる人がいない中、そう思える心の余裕があるのは、ネントレのおかげかなあと感謝しています。
抱っこで寝かしつけをしたのは産まれてから退院してきた日くらいで、それ以外はシーシーという音か、胸に手を当ててあたためてあげることが多いです。最近はそれも少なくなりました。
ルーティーンして消灯した後は、自分ですーっと寝てくれます。眠れない時も時々あるけれど。
1日の合計睡眠時間は、だいたい12・3時間。WHOの睡眠時間を満たすことが目標で、一応達成しています。
昼間は2時間活動して、1.2時間寝るっていうスタイル。夜は、17時くらいには夕寝から起きちゃうので、3.4時間活動します。
実家や義実家など、いつもの場所でなくても、ルーティーンしたらセルフねんねしてくれて、親としてはとても助かっていて、本当にやってよかったと思っています。
赤ちゃんが寝なくて困っているママパパには、ぜひネントレをおすすめしたいです。
私は「マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方」という本を参考に取り組んでいます。
本の中で一番しっくりきたのは、「赤ちゃんには、自分で寝る力がある」というところ。
寝かしつけが必須なのかと思っていたのだけど、確かに、お腹の中では自然に寝ている。環境を整えてあげれば、きっと自分で寝る力があって、本人の寝る力をサポートしたいなという気持ちでやっています。
いまも日々模索しながら過ごしています。
これまでの変遷
妊娠中
妊娠中にネントレの本に出会い、出産前に何度も読み込み、付箋をつけ、頭に叩き込みました。
「マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方」という本。5周くらい読みました。
1ヶ月〜3ヶ月くらい
寝るときの癖をつけないようにということを、とにかく意識していました。里帰り中だったので、父母にも説明していました。
抱っこや添い寝で寝かしつけると、起きたときに状況が変わっていたら不安になって夜泣きしてしまうと記載があったためです。
退院した日から本のとおりに、昼は明るいままで、夜は暗く。夜中の授乳では徹底して暖色系のフットライトのみ。昼間は寝たい時に寝てもらう。眠いのに寝られなくてぐずるときはゆりかごへ。時々おやすみたまごも使用。
おやすみたまごはよく寝てくれたけど、安全面が少し不安だったので夜は使用せず。体も大きくなってきたので3ヶ月半頃で卒業。
睡眠のために気をつけていたのは、夜は必ず「ベビーベッドで寝かせること」と「気温」と「湿度」。
泣いている理由を把握しやすいように、ずっと授乳時間と排泄と睡眠の記録をつけています。
この頃は夜寝る前だけなんとなくルーティーンをしてました。
寝室に行く→スリーパーを着せる→「おやすみ」という→頭ナデナデ、ニッコリ→消灯→退室
泣いときは2.3分様子を見てから、入室してシーシー言う、それでもだめなら胸に手をのせる。
ウンチとかハナミズとか、不快要因のある時以外はだいたいこれ↑で寝てくれました。
昼間は寝るタイミングが読めなかったので、ルーティーンはしていませんでした。
4ヶ月から
昼寝も電気を消すようにした。この時に、電気を消す予告をしてあげたいと思って、歌を歌いはじめました。毎回同じ曲。
最初の2日くらいは泣いたものの、次第にすんなり寝てくれるように。
真っ暗にすることで昼夜混同してしまわないかがいちばん心配だったけど、特に夜寝なくなるようなこともなし。寝返りが夜と同じようにスリーパーも着せるように。
昼夜関わらず、寝る前のルーティーンは以下。
寝室へ行く→スリーパー→歌を歌う→ナデナデニッコリ→消灯→退室
ベビーモニターによると、退室後だいたい5分くらいで寝ているようです。特に泣いたりもしません。
ここでジーナ式の存在を知り、「【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」も読んでみた。でもこっちはサラーっと読んで今のスタイルに合うところだけ参考にしてるって感じ。
夜7時に寝かせて11時頃授乳して7時までねんねがジーナ式のようだったけど、夜9時に寝て朝5時半起きからの8時頃まで二度寝でもそんなに今は困ってないから。
気をつけているポイント
ネントレで気をつけているポイントは以下の点。けっこう本よりもゆるめにやってます。
○安全 基本ベビーベッドに寝かせる
○環境 温度湿度チェック
だいたい20℃、湿度50%にする
温度湿度計を各部屋においてチェック、
加湿は空気清浄機におまかせしてます。
○スリーパー着用 冬は足まで包む
エイデンアンドアネイのやつを着てます。
○ルーティーンをつくる 寝床で胸に手を置いて、
ニコニコしながら歌を2曲歌う。
○光 寝るときは真っ暗に。カーテンは一級遮光、
上部もバスタオルで塞いでいる。
起きたら必ず窓辺で日光を浴びせる。
○愛を伝える 起きているときはたくさん遊んで抱っこして触れ合う。
やってよかった点
○ルーティーンのおかげか、実家や義実家でも変わらず寝てくれる
○ほとんど寝かしつけに時間がかからない
○親子共にわりと十分に睡眠がとれる
○自分の時間がつくれる
まとめ
出産前にネントレに出会えて、生まれてから前向きに取り組めていて、あまり本人も嫌がらずに受け入れてくれているので、自分の時間も持てて、とても助かっています。
抱っこや添い寝で寝かしつけに時間がかかっている友人や先輩ママにネントレをおすすめしても、あまり取り合ってもらえません。
たぶん、本人達のリズムが出来上がっていて、新しいことに抵抗感があるからかなあ。途中からだと、泣いたり嫌がったりするかもしれないし。。
ねんねトレーニングという名だから大変そうに思えるかもしれないけど、新生児から意識してきたからか、向いていたのか、うちは全然大変じゃなかったです。
ネントレどうなの、と思ってらっしゃる方がいれば、一例として、参考にしていただければ幸いです。
もし興味があれば、ぜひネントレ試してみてください。