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【教育改革】なぜ教師にファシリテーション能力が必要なのか

5月31日(火)


つよぽんです。
こちらの投稿を読んでいただき、
ありがとうございます。

5月中旬からRaise Your Flagという
コミュニティでファシリテーションの
勉強を始めました。

7月まで週に1回のペースで勉強会があるので、
週に1回以上noteでアウトプットしていきます。
また、働いている中学校での経験や教育学の
視点からの考えも付け足しながら書いているので、
教育関係者からのツッコミを待っています!

ということで今回は
なぜ教師にファシリテーション能力が必要なのか
について書いていきます。

結論
・知識を「活用」するため
・グループワークの実現


知識を「活用」するグループワークの実現

大学入試改革をきっかけに、
試験では暗記した知識を問う問題から、
考えをまとめる記述式の問題が増えてきています。

多様な文脈が複雑に入り交じった環境の中でも、 場面や状況を理解して自ら目的を設定し、その目的に応じて必要な情報を見いだし、情報を基に深く理解して自分の考えをまとめたり、相手にふさわしい表現を工夫したり、答えのない課題に対して、多様な他者と協働しながら目的に応じた納得解を見いだしたりすることができるという強みを持っている。
平成29年度小・中学校新教育課程説明会(中央説明会)における文科省説明資料

また、文部科学省は学習指導要領を中心に
学習の仕方や学びの形式を提示しています。

(現場は混乱していますが)
調べた情報をもとに考えをまとめたりして、
アウトプットの時間を授業では大切にしています。
他者との意見交流によるアウトプット。
しかも対面で、毎日できるのが学校のメリットと
僕は捉えています。

そう考えると、
いかにアウトプットを円滑にできるか、
その環境を作ることができるか、

が教師の役割のように感じます。

また、
大学・大学院で僕は「協同学習」という
学びのスタイルを研究していました。
(厳密に言うとグループワークとは違う)
超簡単に言うと、
「いかに教師が教えずに、教えるか」
をテーマにした授業設計です。
そのため、50分の授業で教師が話す時間は
5〜10分程度に抑えます。(実際ムズイ)

こう考えると、単純に「教える」能力よりも、
課題をクリアするために必要なヒントや問い
グループの進度に合わせて投げかけることが
教師の役割だと思います。


まとめ

今回は
なぜ教師にファシリテーション能力が必要なのか
について書きました。

・知識を「活用」するため
・グループワークの実現

「活用」によるアウトプットと
グループワークを実現するために、
「教える」は必要なのでしょうか。

・アウトプットする環境を作れるか
・課題をクリアするために必要なヒントや問いを
 グループの進度に合わせて投げかけることができるか

これが教師の役割だと思っています。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!!

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