米麹の甘酒は米麹（炊いたご飯またはお粥を混ぜても美味しくできます）にお湯を加えて55~60℃で8~10時間保温することで糖化させます。保温メーカーや炊飯器、ポットなど55~65℃で保温できるものがあれば、簡単に作ることができます。

作った甘酒はそのまま飲んでもいいし、ドリンクや料理のシロップ的に使うのもおすすめです。意外と簡単に作れてしまうのでぜひゆるりとした気持ちで作ってみてください。

自分に合った甘酒の作り方

\　いろんな作り方　/
保温メーカー：温度管理ができるので失敗が少ない
炊飯器：温度管理が難しいけど量はたくさん作れる
マグボトル：少量の甘酒を作れてお手軽

一人暮らしの方から家族世帯の方まで、作りたい量やかけれる時間もそれぞれかと思うので3種類の作り方を紹介します。自分にとって「一番ちょうど良い方法」が見つかれば幸いです。

保温メーカー

✓甘酒を比較的よく飲む、飲みたい人
✓ある程度の量を手間なく仕込みたい！

55~60℃の温度を8~10時間保つことのできる保温メーカーです。
温度管理をアウトソーシングできるので管理が非常に楽なのと、酸っぱくなってしまった、色が少し変などの失敗が少ないです。温度管理がしっかりとできていればあとは意外と大雑把でも美味しい甘酒になります。

私が最近よく使っている保温メーカーは1度単位で温度設定ができるこちら。少量ボトルもついているのでヨーグルトも作るのに便利です。
仕込める容量は最高約1リットルくらいなので、小ぶりながら意外とたっぷりと量を仕込めます。

炊飯器

✓たくさん仕込みたい
✓温度管理をしっかりと、比較的ベテランさん向け

保温メーカーを買う前に炊飯器ならあるので仕込んでみよう！とトライしてみて「あんまり甘くない」「酸っぱい」など、失敗・挫折してしまった方も多いのかもしれません。甘酒の材料・作り方はシンプルな分、大切になるのが温度管理です。

そう考えると炊飯器で作るのはなかなかコツが必要です。
甘酒は65度を超えると米のでんぷんを糖化させる酵素が死滅してしまうので甘みを作ることができなくなってしまうので炊飯器で美味しい甘酒を作る場合は温度調節が一番のポイントになります。ただ量はたっぷりと作ることができます！

マグボトル

✓少量から作れるので一人暮らしの方におすすめ
✓比較的温度管理も簡単なのでお手軽

甘酒をはじめて作る方や沢山作っても余ってしまうので少量分で作りたい方にはマグボトルがおすすめです。
購入する時は必ず保温効力があるものを選ぶようにしてください。

こちらはワークショップの時にも使用したことのあるマグボトルですが保温効力:60度(6時間)、83度(1時間)です。寒い時期は途中で一度温めなおせば美味しい甘酒ができます。

マグボトルで作る甘酒の作り方

自分に合う作り方で甘酒を生活に取り入れて、生活が豊かになる人が増えれば嬉しいなと思う今日この頃です。無理なく作れるのが1番ですね。