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サンタさんへの疑念

みなさんこんにちは
雨宮です
珍しくお昼の投稿です:)

今日はクリスマスですね
綺麗事と言われればその通りかもしれないけれど
私は毎年この日は
世界中の子どもたちが笑顔で過ごせますように
と願っています


クリスマスの時期になると
毎年思い出す出来事があります
子どものころに抱いていた
サンタさんへの疑念です….笑

私はもちろんサンタさんを信じる子どもでした
しかし他の友だちとは少し違う感覚でして
「サンタさんは本当はいない」
と信じたい子どもでした…

私はサンタさんというふわっとした存在が
どうしても怖かったのです
トナカイと空を飛んで
星の数ほどいる子どもたちの家に行き
ひとりひとりの欲しいものを届ける
そんなことどうやったら可能なんだろう?
とそんなことを考えている子どもでした
(なんて可愛げのない…笑)

「サンタさんっていると思う?」
そうやって周りの大人に聞いても
でもみんな「どうかな…?」「いるかな…?」と
正解か不正解かすら教えてくれないという現実が
さらに恐怖を助長させました

でも大人たちはそう答えて当然ですね
私だって今小さな子に
「サンタさんっていると思う?」と聞かれたら
「どうだろう…いるかな…?」
と答えてしまいます笑

当時の私は
「サンタさんはいないよ」と言って欲しかったのか
それがどうもわからないのです
いないと信じたいけれど
いないと分かってしまったら
プレゼントは届かない
それは嫌だったと思うのです
ただただ得体の知れない「サンタさん」が
私が寝ている間にベッドに来る
そのことが怖かったのだと思います

小学校3年生くらいだったでしょうか
それは突然告げられました
「サンタさんはいません」
と母に言われました

私はそのときの妙な安心感を覚えています
私の中で世界の大きな謎が
ひとつ解き明かされて
もう今年からは怯えて眠るクリスマスイブは
ないのだと思ったのです

私には8つ下の妹がいるので
それからは妹のサンタさんとして
数年クリスマスを過ごしました
妹はサンタさんをこよなく愛し
ラブレターまで書いていたので驚きでした
(今思えばかわいい…)

妹は小学6年ごろに
同じく母から告げられたとき
泣いていました
ショックだったそうです

そのとき私は
子どもって本当に個性があるんだな…と
思いました
その子によって世界の見え方すら
大きく違うものなのだと

もし今サンタの謎に苦しむ幼い私に
出会えたとして
「サンタさんっていると思う?」と
聞かれたら、どう答えるか
書きながら考えていましたが
答えが見つかりました

「サンタさんはいるかもしれないし
いないかもしれない。
でもあなたを怖い思いにはさせないよ。
安心してね。」

そんな答えをあげたいです

さてさて
クリスマスが来たということは
今年もあと数日で終わりですね
今年のふりかえり的な投稿を
したいな…と思っているのですが
体調によりけりなので
念の為一旦ここでご挨拶を。

いつも雨宮の投稿を
読んでくださっている皆さま
本当にありがとうございます
年末年始はどうぞごゆっくり
ご自愛くださいませ。
そして来年もよろしくお願いいたします
共にゆったり過ごしましょう:)


それでは
またお会いしましょう!

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