AME&Company株式会社

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最近の記事

今話題のHRtechを興味本意で調べてみた(#9/)

こんにちは、AME&です。今回はシリーズでお届けしているHRtech調査記事です。 弊社のソリューションであるHRpentestが属するHRtech領域で、自社の市場調査も兼ねて、面白いソリューションを探して紹介してみます。 前回の記事はこちら、これまでの記事は下部にまとめてあります! 今回ご紹介するのは採用に工夫を凝らしている「ABABA」と昨今リクルートなど大手も参入している1on1の市場に現れた「karafuru AI」の2つを取り上げてみます。 ABABA 最終

    • 週10時間でも雇用保険!?

      今年初め、短時間労働者にも雇用保険への加入が求められることがニュースになりました。 そもそも雇用保険とは、労働者が失業した場合などに必要な給付を行い、労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに再就職の援助を行うことなどを目的とした雇用に関する総合的な機能をもった制度です。 現状では、加入要件は下記の通り定められています。 ①1か月以上の雇用と②週20時間以上の労働時間が条件ですね。 今回話題になったのは②に関する条件の引き下げ、雇用保険の適用拡大です。 この適用範囲拡大では

      • イグジットインタビューとマーケティングインタビュー(3/3)

        こんにちは、AME&です。 本日は退職時面談・イグジットインタビューについてマーケティングインタビューから学べることがいろいろありそう、と思ったのでアウトプットしていきます。シリーズものにしていまして、第1、2回は以下から読んでみてください。 おさらいですが、マーケティングインタビューの知見から私が感じた退職時面談・イグジットインタビューにも共通する重要なポイントを3つほどご紹介したいと思います。 定性データを扱う意義 言語化の支援 インタビュワーの心構え 今回は最

        • 令和4年雇用動向調査結果を読む#2

          前回に引き続き令和4年雇用動向調査を見ていきましょう。 今回は産業別です。 令和4年(2022年)の1年間で入職者が最も多かったのは、宿泊業、飲食サービス業で1,682.8千人とのことです。 前年比でみても、宿泊業、飲食サービス業の入職者数は大きく伸びています。 ひとつの区切りとしてコロナを脱したのは2023年5月ではありますが、2022年においてもコロナ禍からの復調を感じることができます。 次いで、卸売業、小売業で、その次は医療、福祉となります。 出口側(離職)を見てみる

        今話題のHRtechを興味本意で調べてみた(#9/)

          イグジットインタビューとマーケティングインタビュー(2/3)

          こんにちは、AME&です。 本日は退職時面談・イグジットインタビューについてマーケティングインタビューから学べることがいろいろありそう、と思ったのでアウトプットしていきます。シリーズものにしていまして、第一回は以下から読んでみてください。 おさらいですが、マーケティングインタビューの知見から私が感じた退職時面談・イグジットインタビューにも共通する重要なポイントを3つほどご紹介したいと思います。 定性データを扱う意義 言語化の支援 インタビュワーの心構え 今回は「2.

          イグジットインタビューとマーケティングインタビュー(2/3)

          令和4年雇用動向調査結果を読む

          昨年8月に公開された令和4年雇用動向調査結果をしっかりと読み込めていなかったので、重い腰を上げて臨みたいと思います。 いきなりですが、皆さんは入職率/離職率の正しい計算方法はご存じでしょうか? 入(離)職率=入(離)職者数/1月1日現在の常用労働者数× 100 (%) でしたね。 詳しくは以前の記事にまとめてあります↓ ヒトの流動性を見てみると、労働者全体においては入職者>離職者となっており、その差は14万人です。 着目すべきは、パートタイム労働者以外で、こちらは入職者<

          令和4年雇用動向調査結果を読む

          イグジットインタビューとマーケティングインタビュー(1/3)

          こんにちは、AME&です。カタカナだらけのタイトルで恐縮です。 本日は退職時面談・イグジットインタビューについてマーケティングインタビューから学べることがいろいろありそう、と思ったのでアウトプットしたいと思います。 マーケティングインタビューとは マーケティングにおける消費者へのインタビューをご存知でしょうか? 想像しやすいと思うのですが、例えば自動車メーカーが新製品の広告訴求を考える際に、実際の消費者に対してインタビューを行い、広告訴求を決めるためのインプットにするよう

          イグジットインタビューとマーケティングインタビュー(1/3)

          DE&Iって何?

          人事にかかわる皆様からしたら「なにをいまさら」と思われるかもしれませんが、日々お客様とお話しする中で改めて定義を確認してみたいと思いました。 D E Iの意味 そもそもDE&Iは何の頭文字を表しているのでしょうか。 こちらは非常に明確です。 D=Diversity(多様性) E=Equity(公平性) I=Inclusion(包括性) この3つを合わせてDE&I、つまり文化も含む組織において公平な機会がいかなる人材にも与えられるという概念です。 DE&Iの実現のために

          組織開発という分野について

          こんにちは、AME&です。今日はひょんなところから出会った組織開発という分野についてアウトプットしたいと思います。ちなみに今回のタネ本は以下になります。 組織開発とは?人材開発はよく聞くかと思いますし、イメージしやすいかなと。=人材育成と読み替えてもいいかもしれません。一方で組織開発という言葉を聞くと私が最初思ったのは、組織を育てる??どゆこと??というイメージでした。 定義として本にも記載されている言葉を紹介すると以下のようです。 組織を良くしていこうという話なのです

          組織開発という分野について

          男性育休

          あけましておめでとうございます。 今回は、男性育休についてです。 男性育休については以前に下記でも触れています。 男性の育休については下記のような制度があります。 私の周りを見てみると、男性の育休取得期間は1週間~1か月程度が多いかと感じます。 (一部調査では2週間未満が最も多いとも) ・・・いや!短すぎないか!?!?!?!? 生後1か月の赤ちゃんはいわゆる新生児期を超えていますが、まだ首も座らず、授乳は3~4時間に1度、日に10回以上のおむつ替えが必要です。 わけもな

          謹賀新年 AME&Company株式会社

          新年明けましておめでとうございます。AME&です。 今年もブログやサービスを通して、弊社が世の中にとって必要な情報を発信できるように努めてまいります。 引き続きご愛読よろしくお願いいたいします。 新年の始まりということで、昨年の記事を振り返りつつ、2024年はこんな情報を発信していきたいな、ということを書いてみようと思います。 昨年の振り返り最も読んでいただいた記事は、やはり古い記事でした。継続は力なりを改めて感じました。昨年というか一昨年ですね。 またスキを集めた記

          謹賀新年 AME&Company株式会社

          HR pentestは何を達成するのか

          いよいよ大晦日、残り数時間で2023年も終幕となります。 本年は弊社主力プロダクトHR pentestによっても非常に実りある1年でした。 様々な業界で活用いただくことで、弊社としてもますますの知見を獲得し、またその実績からサービスへの自信を新たにすることができました。 今回は、HR pentestについてつれずれなるままに考えを書いていきたいと思います。 さて、HR pentestは「退職時面談=退職者の声」をデータとして最大限活用することで、組織の抱える課題を改善し、

          HR pentestは何を達成するのか

          介護報酬について改めてまとめてみた

          こんにちは、AME&です。今日は昨今やたらとニュースで見かける介護報酬について、勉強も兼ねてまとめてみたいと思います。 直近の記事だとこのあたりが話題ですね。 そもそもの介護報酬の仕組み 介護報酬とは、という説明は厚生労働省の資料によると以下です。ちょっと小難しい表現ですが、要するに会社(事業者)が国から介護サービスを実施した際に受け取れる報酬、という意味ですね。 さらにそれらは介護保険(国=国民が払う保険料)から支払われており、仕組みとしては以下の図になります。

          介護報酬について改めてまとめてみた

          多様性と定着について

          繊細なテーマではありますが、私たちが日々向かい合う定着と併せて解釈してみたいと思います。 さて、多様性という言葉は社会の在り方だけではなく、企業としての態度としても求められるようになってきました。 その中で、私たちのリテンションマネジメントの取り組みを多様性に対する態度の一つとして興味を持っていただくことも増えてきました。 企業における多様性と聞いて、どのような属性をイメージするでしょうか? 性の分類や国籍なんかは真っ先に思い浮かぶかと思いますが、年齢や学歴なども考えられ

          多様性と定着について

          人事で使われるKPIのお話

          こんにちは、AME&です。ありがたいことに弊社ではさまざまな業界の人事の方と会話をする機会がありますが、よくKGIやKPIの話になります。 人事部としてどんな数値を追っているのか?ですね。 昨今ではエンゲージメント、離職率、定着率などさまざまな数値がありますね。 人事部ほど体系的に数字を見るのが難しい部署はないかもしれない 人事はヒトに関連するものはなんでもKPIになったりします。 これを体系化しようとすると一筋縄では行きません。 例えば、直雇用率という数字を考えます

          人事で使われるKPIのお話

          サラリーマン川柳に見る上司と部下(後編)

          前回に続きサラリーマン川柳(現「サラっ」と一句!私の川柳」)第21回から見ていきましょう。 上司からの空気読め!おそらく会議で上司にとって不都合なことを部下が言ったのでしょうか。それに対して部下の気持ち読め! なんだか、他部署から無理なお願いをされて上司がそれをいいかっこをして引き受けて・・・。そんなストーリーがあったのかもしれません。 上司と部下ではありませんが、日々の不満が感じられます。 そして、この合言葉はおそらく万人にとっての共通言語では? 「ゆとりだから~」と

          サラリーマン川柳に見る上司と部下(後編)