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コミュニティを作る上で大事なこと

本日は「コミュニティを作る上で大事なこと」について書いていきたいと思います。

現在SNSなどで簡単に自分の日常を他人にシェアしたり、興味のある他人の投稿などを見に行けたりしますよね?

現代の人は「シェア=共有」したり、「自分の興味・関心が似ている人と繋がる」行動というのが増えてきております。

(感情を分かち合ったり、一つの目標・目的に向かいみんなで行動する等)

最近では「オンラインサロン」というオンライン上でコミュニティを作り、会社や家族、友人などのコミュニティに追加し、一つの繋がりを生む手段も生まれております。

これはどこにいても、「シェア」出来る環境であり、誰とでも「繋がれる」環境であるからこそ生まれたものであると考えます。

今後は特に「オンライン上でのコミュニティ」が増えていくと考えられますが、このコミュニティを作る際に大事なことを下記にてご紹介していきます!

■インセンティブ

第一にインセンティブ(参加者のメリット)が挙げられます。

様々なコミュニティがある中で、それぞれにどんなメリットがあるのか、これを明確化できないと参加しようとは思わないですね。

例①「野球教室」のオンラインコミュニティが存在するとすれば、このコミュニティに参加すると、野球の技術指導の他に、栄養やトレーニングまで学べる。参加者は「野球が上手くなれる」メリットの他に 、スポーツ選手として大事な栄養面やトレーニングの知識まで学ぶことが出来る。

例②「受験生専用コミュニティ」が存在するとすれば、受験生がそれぞれ抱えるの悩みの共有や各大学ごとの試験情報、数学問題の簡単テクニックやノウハウのシェアがされており、参加者は知識や情報を得れるだけでなく、ライバルとの競争でモチベーションを上げたり、息抜きとしてその他参加者とコミュニケーションを取ることができる。

まぁなどなどですね。

しかも、これらコミュニティがオフラインだけでなく、オンラインでも参加できるコミュニティであれば、世界中どこにいても、誰とでも繋がれるというメリットも一つ加わりますね。(有名な方も参加して頂ければ更にメリットありですし。)

このようにコミュニティにおいて、参加する側のインセンティブやメリットを考えるのはかなり大事なことになります。

■未完成であること

次に挙げられる大事なことは「未完成」であること、です。

未完成というのは、特にコミュニティを作る側のことですね。

主に2点理由として挙げられます。

理由① 現在はネットの発達から情報の偏り(非対称性)というのが無くなってきております。情報を一方的に与えるというのはもう一昔前の行動で、ユーザー側もあまり求めていない事が多いです。(ネットで調べればたいていのことは分かりますもんね!)今は逆にユーザーの情報をどれだけ知れるかが大事です。口コミやお客様の声、アンケートからユーザーの情報をどれだけ汲み取り、反映できるか、ここが重要になってきます。そのため、コミュニティ作成者は最初は「未完成」で良いのです。もっと言うと「未完成」でなければならないのです。

理由② みなさんはどっちを応援したくなるでしょうか?めちゃくちゃドジな人がいて、何をやっても上手くいかないが常に必死で目標にむけ努力する人。はたまた、何をやっても完璧で凄いのだが、何か情熱ややる気が感じられない人。みなさんどちらを応援しますか?私は前者を応援します。そして、こんな人周りにいたりするんじゃないですか?何か憎めない、最後は応援してしまう人が。これはコミュニティを作る上で大事な項目だけでなく、生きる上でも大事になってくるのですが、「未完成」である現状に嘆くのではなく、「完成」に向け、情熱を持ち必死に行動することがとても大事だと考えます。このひたむきな姿に感動し、共感を生み、人の和は広がっていくのです。

■ファン・常連さんの存在

上記の話に繋がる部分が多々ございますが、「未完成」であるが故に、人は介入したくなり、応援したくなるものです。これらが、ファンを生み出し、常連さんを作ることに繋がります。

SHOWROOM前田さんの「人生の勝算」では、AKBや地元のスナックを例に出し、この「ファン・常連さん」の重要性について書かれておりました。

現在のコミュニティの中にはこの強烈な支持層が存在します。この支持層のおかげでコミュニティが成り立ち、運営が継続して行われるのです。

これはユーザーとコミュニティ作成者だけの矢印ではありません。コミュニティに訪れるユーザー同士の交流にも矢印は向きます。全ては、縦の繋がりではなく横の繋がりなのです。(情報の非対称性がなくなった話にも繋がりますね!)

この横の繋がりのサイクルが回ってくると、コミュニティ作成者が生み出すコンテンツだけでなく、ユーザー側から勝手に生み出されるようになります。このサイクルを回すことが現在コミュニティでは大事なことになるのです。

■共通認識・共通目的

最後に、コミュニティに存在する人全てが「共通認識・共通目的」を持つこと、持っていることの重要性について記載致します。

これはコミュニティが安定的に且つ継続的に発展するために必要なことです。会社でいう理念、家庭でいう家訓みたいなものです。(家訓は古いか笑)

共通、共同、一つの目標・目的があると人は安心し、道が反れた際も戻ってこれる指標になります。なによりコミュニティ・チームに一体感が生まれ、ちょっとやそっとの風ではぶれない太い幹に成長していきます。

この幹に「ファン・常連さん」が結びつき大木へと変化していくのです。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。

これは何事にも精通する考え方です。

会社を起業するにも、部署をまとめるにも、オンラインサロンを創設するにも、スポーツチームの監督も、全てに共通する考え方だと思います。

一度見つめ直してみてはいかがでしょうか?


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