りん

備忘録🕊 音楽と旅と写真もすき。

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最近の記事

雨の記憶ー感謝ー

いつもより早く目が覚めると 何をするわけでもなく何を考えるでもなく 窓の外を眺めることがある。 考えごとをしているわけではなくて かすかに聞こえる生活の音や風に 揺れる葉の音を意識的に聞くと ほわーって心が穏やかになる。 あらゆる生活音が消える雨の日の空気が好きで、 水に浮いて自分だけの世界になる感覚が好きで、 大自然の音や匂いだけを感じるあの時間が好きで、 こういう時間や感覚って誰かに話しても 共感されることはあまりなくて、 それはそれでいいんだけど。 でもそんな自分の感

    • 雨の記憶ー夏果ー

      仕事終わり、空を見上げると 静かに輝く星がそこにはあって はじまりの秋の匂いと涼しい風に 胸がぎゅっとなるこの頃。 夏には思わなかったようなことを 深く考えはじめたり、 忘れられた記憶や感情が ふと湧き出るそんな季節が やってきました。 わたしは去年の秋に 「手放す」という選択をしたからこそ まだまだ得られるものがたくさんあるし 大切なものは残されていくのだと感じました。 快適な夏を過ごしたくて 二つの土地で迷ったけれど 「ここに来てよかった。」と そんな場所にまたもや

      • 雨の記憶ー雪解ー

        おひさしぶりです。 少し遅めの春を迎えたと思えば こちらでは田んぼに水が張られ、 水面に映る夕日が最も美しい季節が やってきましたね。 「冬の北海道を経験してみたい。」 そんな小さな理由から訪れた場所で かけがえのない時間を過ごせて 大切な場所ができたこと、 感謝してもしきれません。 静かな夜に降る雪や 少し息をするだけで喉の奥に 吸い込まれる澄んだ空気、 雪が溶けて日ごとに増す春の色や 毎日違う表情をする自然のすべてが ただただ美しかったです。 豊かな自然に毎日触れて

        • 雨の記憶ー邂逅ー

          おひさしぶりです。 これからのことをぐるぐると考えていたら いつのまにか季節は冬へと変わり、 ずいぶんと時間が経ってしまいました。 今年の冬は地元を離れ 新しい地で過ごしていたのですが、 こちらは聞いていたとおり晴れの日が多く 暖かくて風も穏やかです。 ゆるやかな波の音も柔らかい冬の光も とても好きだと思うこの場所。 いつかまたこの場所に 戻ってこられたら嬉しい。 海も山も島も、すべてが 愛おしい日々でした。 つぎの場所ではどんな出会いがあるのだろうか、 なんていう期待が

        雨の記憶ー感謝ー

          雨の記憶ー秋麗ー

          柔らかな金木犀の香りと 澄み切った秋空に 癒されている今日この頃。 いつか訪れたいと思いながら ようやくそのときが来た はじめての北海道。 ごはんも自然も人も何もかもが良くて 初めての場所なのに「おかえり」と 言われているような温かさを感じた旅。 大好きなバンドBBHFが 北海道出身ということもありまして。。 いつか稚内に行ったら Galileo GalileiとBBHFの曲を 聴きながらドライブするんだ! という夢も叶うものなんだな。 小樽・札幌・旭川・美瑛・富良野・

          雨の記憶ー秋麗ー

          雨の記憶ー知るー

          ここ数日の朝に 秋のはじまりを感じて なんだか切ないわたしです。 暑い夏は苦手なはずなのに、 もうすぐ終わる夏に なんとなく寂しい気持ちになる。 毎年のことなのだけど いつもこの時期になると 夏の曲を聴きまくるのです。 never young beachと 雨のパレードは外せませんね。 季節の移り変わりに比例するように 私自身もめまぐるしい毎日を過ごしていました。 この秋に無事大学を卒業できそうで ほっとしています。。 数ヶ月はパソコンとにらめっこな生活で 大好きな空や向日

          雨の記憶ー知るー

          雨の記憶ー旅支度ー

          この二週間は課題や試験に追われて 命が削られていくのを感じながらも 降り続ける雨の音を聴いて なんとか生きていました。 カメラを持って外に出ることも できなかったので、 息抜きに家で音楽を流して ひたすら歌っていました! そういえばadieuが9/14にミニアルバムを リリースするということで、、 はよ夏が終わらんかなと思うわたしです。 ずっと家にいて考える時間が 多かったこともあり、 こいつまた何か言ってるわ。なことを 思いついてしまいました。 「まったく新しい土地で は

          雨の記憶ー旅支度ー

          雨の記憶ーおわりー

          SNSという場所が息苦しいなと思って 前は何も言わず姿を消した私です。 つながってきた人たちへ感謝も伝えずに 去るのはすこし寂しいと思ったので 今回は挨拶をして終わりたいと思います。 アカウントはこのままにして しばらく休憩しようかなとか 色々考えたのですが、、 24時間後にTwitterのアカウントを 消すことにしました。 いまここで読んでくださっている人たちには しっかり届いているということですね。 1年がんばってみたものの、 やはり「写真垢」というものに疲れてしまっ

          雨の記憶ーおわりー

          雨の記憶ー憧れー

          憧れ= 理想とする物事に強く心が引かれること、 自分もそうなりたいと思う相手。 恋、それとも憧れ 音楽における初恋はざき兄。と思っていたけど、 今思えばそれは「恋」よりも 「憧れ」だったのかもしれない。 その声に惹かれ、彼らの音楽に惹かれ、いつしか 「こんなにも人の心を動かす音楽ってすごいな。 わたしもこんなかっこいい人になりたい!!」 と思うようになって、何か音楽をやっていた わけでも何でもないんだけど・・・ Galileo Galileiが夢に向かってまっすぐに生きる

          雨の記憶ー憧れー

          雨の記憶ー夢見るー

          ある日の会話 子どもたちに「将来の夢ってなあに?」と 聞かれたことが頭から離れなくて、 ここ数日ぐるぐると考えていました。 大人になるとなかなか聞かれなくなるし 面と向かって「こんな夢があるんだ。」と 話す機会も減ってくるなと... わたしは夢を聞いたりするのが好きで、 それがたとえ実現できないようなものだとしても 想像するとわくわくして 楽しい気持ちになります。 子どもから聞かれたときも 「わたし?いっぱいあるよ!全部話し始めると 大変だからね、ひとつは旅することかな〜。

          雨の記憶ー夢見るー

          雨の記憶ー巡るー

          春はどこか重たい。そんなことを思いながら、 花粉も飛んでくるので梅雨が待ち遠しいですね。 わたしだけなのかもしれませんが、 巡る季節の中で生きるのはしんどいなぁと 思うことがあります。 春の季節はとくにそれを感じてしまう。 モノクロな街が色付いていくこの季節、 多くの写真が春が来るのを知らせてくれて かわいい花たちだなぁ、と ゆっくり眺めようとしたら すぐに去ってまた新しい花たちがやってくる。 季節商品、というのもそうで イースターからホワイトデーまで 気がついたら一年が過

          雨の記憶ー巡るー

          雨の記憶ーきろくー

          はじまり。 私が19歳の頃、大好きな祖母が天国へ。 料理が好きで、旅をすることが好きで、 写真を撮ることが好きだった祖母。 あまりに早いお迎えに しばらく受け入れることができなくて 毎日毎日泣いては沈んでを繰り返してたな。 私が高校を卒業した3月、 春休みのあいだに一人旅をしたいなぁと思って 隣県にある単線の電車旅をしようとしたら 祖母も一緒に行きたいと初めての二人旅。 2時間に1本の電車に乗って 駅で降りてのんびり散歩して 帰りは地元にある行きつけの居酒屋さんで ご飯を食

          雨の記憶ーきろくー

          雨の記憶ー春ー

          春の夜の匂いって良いですよね。 肌に触れる風も心地よくて。 桜の写真を撮る日はくもりか雨のことが多くて わたしと桜の相性はあまり良くないのです。 雨の日好きなのに、桜も好きなのに、 永遠に片想いなんだろうな。 去年の春はどしゃ降りの雨で 散ってしまった桜の木を見て ひとり泣いたのを覚えています。 今年はどうかな。と休みの日が来るのを 楽しみにしていたら・・・ 今年もばっちり雨とくもりでしたね。 青い空も春の光も見当たらなくて しょうがないか。と一枚撮ってみたら くもりと

          雨の記憶ー春ー

          雨の記憶ーはじまりー

          はじめまして、りんです。 「雨の記憶」 ぽつりぽつりとつぶやくだけですが どうぞ雨宿りしていってください。 振り返ってみると、小さな頃から雨が好きで お気に入りの傘を持つのが 楽しみで仕方ありませんでした。 何故か傘選びには慎重で、これだ!!と 思えるものに出会うまで数か月かかることも。 つい最近まで使っていた傘は 16歳の頃に買ってもらったもので、 そろそろ買い替えだな。と思いながら数年。 去年の冬にようやくお気に入りの傘と 出会えました。 ーはじまりー わたしにとって

          雨の記憶ーはじまりー