大人の塗り絵を始めようと思っています。今日の言葉#36

5歳の子どもと簡単なアート活動を楽しみたい、
私はイラストが描けるようになりたいけど、
簡単なことから始めたい、と思い、
かわいいイラストの模写と塗り絵をしよう、と、
大人の塗り絵(込み入り過ぎてないイラストメインの)を
買ってみた。

早速届いて、ワクワクしている。
買ったのは、
America State by State
と言うもので、
アメリカの50の州が、
その州を代表する
人、もの、食べ物、文化、景色、建物などの
イラストと一緒に描かれていて、
見ていて楽しい。

インスピレーションを得ようと、
インスタで、「大人の塗り絵」を検索してみた。
すると、そちらはそちらの世界で、
深い世界が広がっていることに気がついた。

イラストが描けるようになりたくて、
塗り絵から始めようって
ちょっと違うのかも、
と思わされるぐらい。

塗り絵は塗り絵で、
こんな風にスキルがあって、
それを楽しんでる深い世界があるんだ、
と気付かされた。

私のイラストが描けるようになりたい目的は、
学びをビジュアル化したいから。
読んだ本の記録、聞いたレクチャーの記録、日々の家事や育児の記録、そんなものにイラストを加えながら、学びの効果を高めたいから。
後は純粋に楽しみたい。

塗り絵は、そのために、
イラストの描き方や色遣い、レタリングを学ぶ
きっかけにしたいと思っている。

こんな風に、自分の目的意識を改めて書き出してみる。
そうしないと、飲み込まれそうなほどに
塗り絵の世界は
自分の想像以上に広がっていた。

思い出したのはこの言葉。

あのね、料理でも、文学でも、音楽でも、なんでも、それぞれの分野がとても気に入ってそこで遊んでいるうちに、その領域で長く遊んだ経験がある人だけがわかるような楽しさってものが、だんだんできてくるんだ。

永井均『子どものための哲学対話』

そうやって楽しさの質がだんだん微妙で繊細なものになっていくんだ。そういうものを趣味の洗練って言うんだけど、より楽しく、より深く楽しむためには、そう言う洗練された趣味を身につける必要があるんだよ

永井均『子どものための哲学対話』

今日の言葉#36

自分の知らなかった深い世界との出会いが、自分の可能性を広げてくれそう

hana

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