見出し画像

ライブペイントの可能性

ライブペイントはその時の感情や外からの刺激に大きく影響される。
水墨画家の高本麻美子さんは東京を拠点にライブペイントのパフォーマンスをしている。
縁あって雨とランプにも高本さんの作品を置かせて頂いており、実際に観たり、鏡越しに観たり、その表情が変化するようになる。
雨とランプでもライブペイントをしていただいた。
コロナの影響もあり、十分な距離と感染予防対策により、観客は5名という贅沢な時間と空間だ。
一回目は高本さんのライブペイントと久石が詩の朗読。一部でライブペイントを観つつ即興で詩を書き、二部で即興詩も朗読した。

二回目は高本さんのライブペイントと久石が短歌の朗読、ハンドパンの演奏、ゲストに故永しほるさんに詩の朗読してもらった。

一回目のときに感じたのは、ライブペイントと言葉の共存と競争が入り混じるような状況であった。
高本さんはもともとサックスなどの音楽とライブペイントという組み合わせを経験しており、私も朗読と音楽という組み合わせでイベントを行ったことがあった。けれども、ライブペイントと朗読というのはあまりにも相いれないようなもので、気を抜けばすぐに相手に飲み込まれるような感じだった。つねに緊張感があり、独走しても引き寄せられ、一定の距離がつねにある。
横の繋がりが強く感じる。
この繋がりがこれからどのような結果へとなるのか、それは本人にもわからない、だから予想以上のものがライブペイントでは引き起こされる。
朗読のみでは、ライブペイントのみでは、達しないところへ行けるコラボだったであろう。

二回目は一回目を踏まえているからこその余裕が現れた。余裕があるからこそ、ライブペイントの細部まで感じ取れた。

一回目も二回目もそこまで詳しい打ち合わせをしていないで、即興でどこまでできるのか、そこを楽しんでもらいたいし、自分たちも楽しみたいと思った。

二回目まで踏まえて、朗読とライブペイントの可能性が多く存在すると感じる。三回目以降そこを見せていけたらと思う。

#北海道 #札幌 #琴似 #札幌美容室 #美容師 #ライブペイント #朗読 #詩 #短歌   #生活

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?