ぐらしあすの「虐待・DV被害者のための民間シェルター」

一昨日だったかな、テレビの放送でそういうシェルターがあるということを知った。あるNPO法人が運営しているとのこと。

行政管轄のシェルターがあることは知っていた。
シェルターだから虐待者にはその場所はわからない。

テレビで映し出されていた女性は19歳で、父親からの暴力がひどくて、15歳で母親と一緒にそのシェルターに来てずっといるとのこと。
同じような境遇の親子が共同生活をしている。

彼女の表情は明るく、無用な力は抜けているように笑顔がさわやかだった。

その後、その加害者である父親のインタビューが映し出された。
これにはびっくり仰天した。

「自分が妻やこどもを養っているんだから、自分を気持ちよくさせてくれて当たり前。妻や子供は自分の所有物だ」と言っていた。

人間を、しかも妻と娘を自分の「所有物」なんてよく言えたものだ。
虐待者の多くは同じようなことを考えているのかもしれない。
それぞれの思考回路とパターンはわからないが。

そこでふと思った。テレビでよく話題になるのは、親(パートナー)が一緒になって子供に虐待を繰り返すパターン。
家庭という社会の中で、もっとも自分を守ってくれるべき存在が不在で、暴力、保育所や学校に行かせない、食事を与えないなどのネグレクト。

虐待や虐待らしき光景を見たり、大人の怒鳴り声や子供の泣き声を聞いたり、子供の体に不審なあざがあることを知った時は、まずは役所に通報しなければならない。

通報者は公開されない。
役所は警察とも連携する。
時間の猶予なんてない。

何しろ、母親と子供の命が一番尊重され大切であるから。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。