見出し画像

1年に120日!子供の看病休暇ースウェーデンのワークライフバランスポジティブ編: ③

VABと呼ばれるスウェーデンの子供の看病休暇。
なんと子供が12歳になるまで年間120日認められています。

休暇中には賃金の80%が税金で賄われます。

ある方曰く、子供が病気になったら胸を張って仕事を休めるとのこと。

もちろん申し訳ないという気持ちを忘れてはいけないと私は思いますが、そんな表現がで出てくるところ、当たり前の基準が違います。

VABの取り方はとても簡単。
1,子供が病気だ!
2,会社にメールまたは電話で「今日VABです」
3,アプリで申請。後に賃金の80%分の手当が振り込まれる。

病児保育を使えば良いじゃん、という意見もあると思いますが、日本にいたときに何人かのお母さんが、熱でヒーヒー言っている子供をいつもと違う保育園に預けるのはかわいそうで、、と言っているのを聞き、確かに自分が親だったら自分で看病してあげたい、と思いました。
病気の子供は親が面倒見るべきだ!なんていう社会の押しつけは良くないけれど、親が望むのならば自分たちで看病できる環境が整っている方がいいなと私は思っています。
病児保育園を整備することももちろん必要ですが、それよりも、子供が病気の時には子供を優先できる環境作りの方が優先されて欲しいと思います。

2019.8-2020.7まで、スウェーデンに留学しています。留学テーマであるワークライフインテグレーションやジェンダーのこと、留学日記、その他心に浮かんだことをつらつら書いていきます。