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保育士資格は活かせるのか?①

保育士資格は活かせるのか?

保育士資格を持っている人たちは、自身の専門知識や経験を活かして働くことができます。しかし、実際に保育士として働くためには、何をすべきなのでしょうか。本記事では、保育士資格を活かして働くために必要なポイントを解説します。具体的には、保育士の仕事内容や役割、求められるスキルや資格取得のポイントなどを紹介します。また、保育士として働く際に注意すべきポイントや職場の雰囲気なども触れます。保育士資格を持っている人や将来保育士になりたい人は必見の記事です。

今回の記事ではまず基礎的な「保育士資格」の取得についてをお伝えします

簡単に私の経歴をお話しします。私は34歳の女性で、保育士です。
保育士養成校の短期大学を卒業後、新卒で私立幼稚園に入職しました。
その後、5年間経験を積み、保育士養成校にて教員として2年間勤務しました。
その後、保育サービス会社にて3年間営業として働き、経験を積みました。
この会社では、転職アドバイザーとして、保育士さんの転職支援も行っていました。
コロナ禍になったタイミングで30歳という節目になり、
また現場に戻って子どもたちの成長を見守りたいという思いから、
元の職場である私立幼稚園に戻り2年間勤務した後、結婚を機に社会福祉法人の私立認可保育園に入職しました。
現在は認可保育園にて勤務しており、子どもたちの成長を見守ることが私の大きなやりがいです。
プライベートでは結婚して3年目を迎え、独身時期には家事もろくにできず、飲み屋さんを飲み歩き、貯金もほとんどなく過ごしていた私です。
自身のことにはまるで興味がなく、ただただ保育の経験と専門知識を活かし、子どもたちにとって安心できる環境を提供できるよう努めています。

保育士と幼稚園教諭の違い

そもそも保育士と幼稚園教諭の違い。まだご存じでない方もいるかと思います。
まず、保育所(園)は厚生労働省の管轄、幼稚園は文部科学省の管轄となります。保育士資格は国家資格に対して、幼稚園教諭は教員免許となります。
【保育士】は児童福祉法に基づき、0歳の乳幼児から保育を受け持つのに対し、【幼稚園教諭】は教育職員免許法に基づき3歳の幼児から教育的指導を行います。
簡単にまとめると、保育所(園)は「生活の場」、幼稚園は「教育の場」と区別されています。

保育士資格を取得するために

  1. 都道府県知事の指定する保育士を養成する学校その他の施設で所定の課程・科目を履修し卒業する

  2. 保育士試験に合格する

このいずれかに該当するものは、保育士の登録を受け、保育士証の交付をもって保育士として働くことができます。
保育士試験を受験するのに、年齢の上限はなく、受験資格を満たしていれば、受験することはできます。
現在ではユーキャンなどの資格講座では保育士試験の対策講座を受講することができ、保育士資格を取得するためのサポートが得られると思います。

幼稚園教諭免許を取得するために

幼稚園教諭になるためには、高等学校卒業から文部科学省認定の教職課程のある短期大学・大学・専門学校に進学し、所定の単位の履修が必要です。
教職課程を履修すれば国家試験を受ける必要はなく、文部科学省に免許取得申請をすれば、幼稚園教諭免許状を取得することができます。

幼稚園教諭免許には専修・1種・2種があり、
専修は大学院、1種は大学、2種は短期大学などの養成課程で取得できます。免許状によって給与に多少差がでることはありますが、
仕事の内容に差はありません。

資格取得には学校へ行くべき?

学校へ行くメリットとしては、学校へ通い、所定の単位を取得し卒業をすれば自動的に資格を取得することができますので、
2年間または3年間で資格を取得することが可能です。
この期間中には、実践学習として教育実習・保育実習がありますので、
実際に2週間ほど現場で学ぶことができるのが最大のメリットかと思います。
保育士試験を独学で受験し、保育士試験に合格をされて資格を取得される方には現場実習は必修ではないため、試験を合格すれば保育士資格自体は取得でき、就職することも可能です。

ただ、実際に現場で働く私自身の目線でいえば、
保育士資格を独学で取得された方には現場実習が必修ではないため、
就職後に自分の理想とのギャップがあり転職、退職をされる方を多く見てきました。
やはり、独学で取得を目指される方も、パート勤務等でもまずは現場を知っておくことが、就職後のギャップがなく働きやすいのではないかと思います。

養成校の2年制、3年制違い

保育士養成校には2年制、3年制と違いがあります。
結論から言えば、保育士資格は2年間で取得は可能です。
短期大学でも幼稚園教諭免許の取得は2年間で可能です。
3年制をとっている学校は、保育士資格+αの資格を取得するために、
3年制を導入しているところがほとんどかと思います。

ただ、保育士資格を取得し、+αの資格は、
実際現場に出て必要な資格ではないものも多く、
就職時に強みになる資格というものではありません。
(リズム運動遊びトレーナー、食生活アドバイザー検定など)
学費は安いものではありませんので、
2年間の短期でぎゅっと勉強し、就職するだけでも十分です。
確かに、リトミックや食育など、保育に活かせる検定が多いのも事実ですし、学生のうちに様々な勉強をしておきたい方には、
3年制で好きな検定なども受験することも良いことだと思います!
なので、3年制でなければならないということではないということだけでも知ってもらえたら良いかなと思います。


今回はこの辺で…初回記事のため、今後私の稀な資格の活かし方について、
お話できればと思います。
つたない文章でお恥ずかしいのですが、もしよければ、また覗きにきてもらえると嬉しいです!






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