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【本について】#2

 本日、「地下図書館の海」byエリン・モーゲンスターンを読了した。正直、全く内容を理解できなかった。海外文学、ということもあるのだろうか。いろいろな作品を読んでいて思うのだが、やっぱり日本文学と海外文学では、何か、こう、言葉の表現が異なると感じるのだ。
 
 これは自身の悪い癖について。昔から私は「本とは、読み始めたら読み切らなければならないものだ」と思っている。こんな凝り固まった考えは良くないと感じているし、これでは本当の意味で読書を楽しめないことも分かっている。でも、何故か一度ページを捲った本は読了するようにしている習慣をやめられない。だがそれでは、「読了する」のが目的となってしまい、本を読む楽しみが半減してしまう。そうではなく、自分に合わないなと感じた本はすぐに読むのをやめて、別の本をスタートできるようになりたい。その方が気分もずっとラクになると思う。

 話は変わるのだが、学術書と小説を読むときのモチベーションに大差がありすぎるのも悩みの種だ。あきらかに、両者で読むスピードが違う。今後の卒業研究のために学術書・論文を読む機会が増加するのは目に見えているが、それを考えると気分がズーンと沈んでしまう。要するに、論文や学術書といった研究目的の文章を読むことに馴れていないのだ。題して「学術書アレルギー」。この苦手意識をなんとしてでも克服したい。だって、大学図書館に一歩足を踏み入れれば学術書だらけなんだもん!好き嫌いせずに、多様な形態の本を読めるようになりたい。

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