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自分を責めずに思いやりを持つということ。

私たちは昔から「自信を持ちましょう」などと言われ育ってきたのではないでしょうか。
しかしこれは簡単には言えますが、本来そうではない人がいきなり自信を持ったりすることはなかなか難しいことだったりしませんか。
根拠もなく無理矢理に『自分は大丈夫!』と言い聞かせることが出来たり、そしてそれによって物事が上手くいく人は実際にどの位いらっしゃるのかなと思うことが私はよくありました。
少なくとも自分に自信の無い私はこれが大変苦手でした。
勿論、半ば軽い諦めのような気持ちで大丈夫、出来るだろうと思うことはあるのですが、いきなり強く思い込むことは実際にはなかなか難しいという方も少なくないのではないかなと思います。
世の中はそんなに強い人ばかりではありません。


近年ではやはりこのことに関して、最初から無理に自信を持とうとしたりポジティブになること自体を目指すのではなく、それらは何か自分の起こした行動の結果として付随してついてくるものであるということがよく言われるようになりました。

私はこれを知って『やっぱり!』と思ったものなのですが..^^

では行動する為に何を目指せば良いのかということですよね。

ここでは自分をいかに受け入れられるかということがポイントとなると言われています。
これを、心理学的な用語では「セルフ・コンパッション」と言ったりするのですが、近年話題になることも多いのでご存じの方もいらっしゃるかも知れませんね。
研究されている方々によってもその意味や具体的な方法は色々と言われていますが、簡単に言うと「今ある自分を責めないで自分自身に思いやりを持つこと」です。

これは一見すると自分を甘やかすことのように思うかも知れませんが、甘やかすこととは違います。
ここで言う甘やかすこととは、現実から目を逸らして対策を講じないことであり、セルフ・コンパッションではまず事実を受け止めた上で「自分を決して責めたりせずに、優しい言葉をかけながら前に進んでいくこと」を言います。

自分自身を無理矢理変えようとしないで、どんな自分でもいいんだと、思いやりを持ちながら行動を起こしていくということですよね。
以前『自分にOKを出すことが開運への扉を開く』という投稿でも似たようなお話をさせて頂いていますが、自己受容は開運していく上で取り入れたい大切なことの一つだと思います。
現時点での自分を大事にし、上手に付き合っていきながら行動を起こしていくと、その経験が自然と自信であったりポジティブなマインドに繋がるということですよね。

失敗しても、どうしようもない自分でも、大丈夫。

自分に思いやりの気持ちを持ちながら、思い浮かんだことに一つずつ挑戦してみて、駄目でもまた次を試してみる。
そうしていくことで可能性も広がっていくんだな、と実感しています。

実践と考察の積み重ねは、行動によって開運を目指す気学の考え方と重なりますね^^

自分自身に優しい言葉をかけながら、本日も良い一日となりますように♡

◇本日のおまけ◇
《おすすめ参考文献》
クリスティーン・ネフ 『セルフ・コンパッション ーあるがままの自分を受け入れる ー』

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