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医療界に軸足、異業種との境界領域の最適化が生業。業界間の交流を円滑にするゲートキーパー…

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医療界に軸足、異業種との境界領域の最適化が生業。業界間の交流を円滑にするゲートキーパー。 課題解決型・目標志向のビジネスを創出するコンサルタントです。 課題を見つけ、質の良い解決策を提供すれば売り込まなくても買って貰える、が基本的な考え方。 よろしくお願い申し上げます。

最近の記事

世界の先端医療と普遍的医療の均霑化(UHC)

Arab Health 2024  2024年1月29日から2月1日までに4日間、アラブ首長国連邦のドバイで世界最大級の医療見本市が開催されました。  私も現地入りして初日から4日間参加しました。 先進国  先進国の企業は大きなブースを構えて出展していました。 日本  日本からも数十社の出展がありました。  日本医療研究開発機構(AMED)のブースがありました。やや先進的です。  JETROのブースは日本企業を売り込んでいる感じですが、日本っぽい装飾は少ないで

    • 被災地への要人訪問の大変

      いつもの災害対策本部員会議  既に20回以上開催された石川県の災害対策本部員会議ですが、当初より座席数が増え、関係省庁からのリエゾン派遣が増えたものの、知事の後方席は下図のような感じです。  連日の災害対応で、おそらく記者と思われる人もお疲れの様子です。ある意味、緊張感がなくなっています。  これまで29回開催された災害対策本部員会議をすべてYouTubeで拝見しましたが、特に市町の首長から出される意見は被災者の今日や明日に関係する話題が多く、緊張感が伝わってきます。あく

      • 創造的復興に向けた1歩

        石川県知事会見  石川県の馳知事が記者会見で復興に向けた施策を発表しました。きめ細かな生活支援が必要であるため『復興生活再建支援チーム』を発足させることになりました。前日の災害対策本部員会議で復興生活再建支援チームの具体的な部分を詰めるよう県職員に促していました。 復興生活再建支援チーム  在宅避難者や自主避難者、広域避難者も含めて、県民の生活再建に向けた新しいサービスを提供していくことになります。  わざわざ『復興生活再建支援チーム』という命名をしてまで活動する理由は

        • 避難所に診療所を1日で開設

           令和6年能登半島地震では、珠洲市や輪島市などが壊滅的な被害を受け、被災家屋数は『多数』としか表現できないほど調査は進まず、水道の復旧は『春頃』など曖昧な表現で先が見通せていません。  避難所には電源車と給水車で仮のインフラを整えていますが、高齢化率が50%を超える地域での避難者には健康弱者が非常に多く、安全な生活が確保できる訳ではありません。  そこで石川県では、前述の1次避難所から2次避難所に移動するまでの間の急場をしのぐ1.5次避難所を開設しました。  1.5次避難所は

        世界の先端医療と普遍的医療の均霑化(UHC)

          自宅避難や車中泊への物資提供

          避難所に行かない選択  災害が起これば避難所に行く、これが当然であるかのような考えを持つ人が居ますが、避難しないという選択をする人も居ます。考え方は色々です。  車中泊が多く見られたのは2016年の熊本地震です。前震の2日後に本震があり不安が広がったこと、車社会であったことも背景にあると思います。  COVID-19の流行拡大以降は『避難所には行かない』という選択をする人が多くなりました。それは感染を恐れてのことですが、高齢者が増え健康弱者が多くなったこと、体調管理に自信を

          自宅避難や車中泊への物資提供