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恋は「するもの」ではなく「落ちるもの」⁈

英語の表現がまさに、“Fall in love”

不可抗力。意思とは関係なく、脳が勝手に反応して引きずられてしまう。コントロールの利かない心の状態。こんな状態になって不平不満を叫んでいるドラマの主人公もいたっけ。

(なぜわたしにつきまとうの?)                      「僕に聞くな」 (じゃあ誰に聞くのよ)                  「自分に聞けよ。頭から離れない。ずーっと一緒にいるみたいだ。一体僕に何をした?」                              

「君はおかしな女だ。でもそれが問題だ。おかしな女だから気になる。だから今の自分は異常だ」

「なぜ君は普通でいられる。なぜ僕だけこんな目に」(私のせいだというの?)  「僕を異常者にしたのは君だ。君は何一つ変わらない日常を送っているのに、僕は全てがめちゃくちゃだ。それがとても悔しい」(以上ドラマ「シークレットガーデン」より)

恋に落ちるということは、こんなにも腹立たしいことでもあるようだ。魂の甘美な陶酔と引き換えに精神の安定を失う。もう平常心ではいられない。こんな経験ありますか?今でも心がチョッピリうずいたりしますか?

これを「恋煩い」というのでしょうか。恋煩いの原因は、生物学的には三つのホルモンのバランスが崩れることで起きるそうだ(@DIMEの情報から)

*アドレナリン:                                                                                                            心拍数が向上する。ドーパミンやエンドルフィンの分泌を活発化する。                                                     

*ドーパミン:                               気分が高揚し、欲望が抑えきれなくなり相手を独占したい気持ちが強くなる。 

*セロトニン:                                                                                                              他の脳内物質をコントロールし、精神の安定を保つ働きがある。     

恋煩いの状態は、アドレナリンとドーパミンが過剰に分泌され、セロトニンが低下しやすい状態なのだとか。そのため、常に緊張し気分は高揚しているが、セロトニン不足により、精神の抑制を失い、睡眠不足や食欲不振に陥ることがあるようだ。

だが、恋煩いを治す手立ては太古の昔からないそうだ。もう以前の自分には戻れない。誰かがnote に書いていたけど「女の恋は上書き保存、男の恋は別名保存」なのだとか。

女の場合は、新たな恋をするとすっかり以前の恋を忘れてしまうけど、男の恋は個々に保存されていつまでも心に残り続けると言うことだろうか。女の場合は、新たな恋をすることで立ち直れる?では、男の場合は?ズーッと引きずるんだろうか?

心の平安を失うことと引き換えに、甘美な恋に落ちてみたいですか?私は恋に落ちることをお勧めします。例え、その恋が成就しなくても煩った後の心には、学問では決して学べないもの、体得できないものが芽生えていると思います👍


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