Amy25

英語が好き! そんな私がアメリカで駐妻生活。 英語への気持ちが大きすぎて、アメリカで生…

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英語が好き! そんな私がアメリカで駐妻生活。 英語への気持ちが大きすぎて、アメリカで生活を十分に楽しめないという現実。 「英語!英語!」という思考の落とし穴にはまった経験、英語やアメリカ生活を通して考えたことや感じたことを書こうと思います。

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【駐妻】「属さない!」ではなく「属せない」

英語が好き! そんな私がアメリカ生活を始める際、強く考えていたことがある。 それは、「せっかくアメリカに住むのだから、日本人との交流は最低限でいい。」ということ。 なぜこんなことをスタート時点で考えていたのかというと、私が引っ越す先は日本人の駐在員家庭が多い地域だと聞いていたからだ。 留学生や永住者とは違い、私のように夫の仕事の関係で数年の期間限定アメリカ生活を送る妻(いわゆる駐妻)がたくさんいる。 英語が苦手な駐妻たちは、日本人同士での交流を主にして過ごすのだとか。

    • さようなら、アメリカ

      いよいよ、アメリカを去る時がきた。 いろんな人が別れを惜しんでくれたり、新たな旅立ちに幸運を祈ってくれた。 最後になってわかったことがある。 私は「属せなかった」のではなく、 ちゃんと、自分なりに、 この国に、ここの人々に溶け込んで暮らしていたのだと。 ちゃんと、属していた。 もしかしたら、数は多くないのかもしれないけれど、 誰かとのあたたかい繋がりはあった。 他の人と比べたら、外出したり新たな挑戦をする機会は少なかったかもしれないけれど、 旅とは違う、「生活」を楽しん

      • 1つ1つ、手放していく

        アメリカ生活の終わりが近づいている。 ボランティアのところで「ありがとう、さようなら。」 ESLのクラスで「ありがとう、さようなら。」 アメリカ生活の初期からの相棒、私の車にもとうとう「ありがとう、さようなら。」を言う時がきた。 「ありがとう、さようなら。」 この言葉を伝えるたびに、泣きそうになる。 終わってしまうんだな…というしみじみとした気持ちが湧きあがる。 1つ1つ、こうしてお別れをして、最後には何もなくなる。 まるで玉ねぎをむいていくかのように、1つ1つはがし

        • アメリカというだけで全てが特別に思えてしまう

          英語が好き! 英語を使いたい! そんな気持ちを抱えて日本で過ごしていた私。 海外生活、特に、英語を第一言語とする国での生活に憧れていたのは言うまでもない。 幸運なことに、今、こうしてアメリカにいる。 そして、この幸運はまもなく終わりを迎える。 日本に帰る時が迫っている。 どう考えても、日本の方が暮らしやすい。 日本生まれで日本育ちの私。 衣食住すべて、日本のものの方が慣れているし落ち着く。 だから、日本に帰ることは喜ばしいことなのだ。 もちろん、慣れた場所や親しくなった人

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        【駐妻】「属さない!」ではなく「属せない」

          英語できるはずだと思っているのね…

          英語が好き!英語使いたい! その情熱が空回りして、理想とはちょっと違うアメリカ生活を送っている私。 実は、出産前までは、日本で英語に大きく関わる仕事をしていた。 そう、私の英語への執着(日本人コミュニティーとは距離をとりたいとか、内に秘めている高いプライドなど)は、この「日本にいた頃は英語関係の仕事をしていた」ということに起因する。 先日、夫の実家と電話をする機会があった。 私はほとんど横で聞いているだけだったが、ひとつ、どうしても引っ掛かる場面があった。 それは、義理

          英語できるはずだと思っているのね…

          在米年数をかさねてもダメなのだという現実と向き合う

          先日、娘の現地校のクラスイベントに参加した。 クリスマス前ということで、みんなでジンジャーブレッドハウスを作ろう!というものだ。 ジンジャーブレッドハウスは、クッキー(orクラッカー)を家の形に組み立てて、アイシング(白)を使ってチョコやグミ、キャンディーなどで飾り付けて作る。 平日の昼過ぎという時間にも関わらず、クラスの半分くらいの保護者が参加していた。 正直に言うと、英語を使うことに対してすっかり臆病になっている私は、参加を迷った。 でも、娘が私の参加を楽しみにして

          在米年数をかさねてもダメなのだという現実と向き合う

          アメリカ生活の終わりが見えてきて…

          人間の感情とはおもしろいもので、終わりが見えると急に焦る気持ちが湧いてきて、あれもこれもと積極的に行動するようになる。 期間限定のアメリカ生活であることはわかっていたが、「いつ日本に帰る」と具体的に示されていない間は、終わりを強く意識しない。 もし、アメリカに来た時に、「あなたは3年後の3月に日本に帰りますよ。」と伝えられていたら… きっと、もっと有効に時間をつかっていたはずだ。 いつ言われるのかわからない「本帰国」を頭の片隅に置きながらも、私は、自分が失敗したり、恥を

          アメリカ生活の終わりが見えてきて…

          英語力の足りなさを痛感して悲しくなる場面…

          英語が好き!英語を使いたい! そんな私だったのに、渡米後はすっかり自信をなくしてオドオド/オロオロする日々。 英語が耳に入ってきたときに、それが自分に向けられた言葉なのかどうかも判別できない。 お店のレジの人が何かを言った。 「なんて言っただろう?聞き逃した!」 と慌てていたら、実は、別の店員さんに話しかけていただけだったりするし。 現地の人同士で会話しているのが聞こえても、まるで内容が頭に入ってこない。 そもそも、他人の会話に聞き入ることなど日本語でもないだろうけれど

          英語力の足りなさを痛感して悲しくなる場面…

          本帰国が決まった

          とうとう、本帰国する日が決まった。 アメリカ生活に終わりがあること、そして、それが近いことはわかっていた。 それでも、実際に具体的な話となると複雑な心境だ。 私はアメリカで何をしただろうか。 何を得ただろうか。 思い残すことはないだろうか。 日本に帰ってから後悔することがたくさんあるのではないか。 急に焦る気持ちが湧いてくる。 英語が好き!英語を使いたい! 英語への情熱と期待を抱いて渡米したものの、自分の英語の使えなさに落ち込み、日本人とも現地の人とも距離をつめるこ

          本帰国が決まった

          英語が頭に入ってこない…

          先日、といっても結構時間が経つが、娘の学校で開かれたBack to School Nightに参加してきた。 これは、日本で言うところの「学級懇談会」のようなもので、新年度が始まったので(8月から新年度スタート)、担任の先生が自己紹介をしたり、今年度の予定や学習内容、保護者ボランティアについて話をしたりする。 子どもは連れてきてはダメで、完全に大人だけの集まりだ。 会はおよそ1時間ほどだった。 先生がスライドを使って説明をする。 そして、何人かの保護者が質問をする。 正直

          英語が頭に入ってこない…

          観光客という鎧に包まれる安心感

          この夏、あるテーマパークを訪れることを目的に短期の旅行をした。 地元の人だけでなく、世界のあちこちから人が集まる場所。 夏休み真っただ中ということもあり、にぎわっていた。 前にも少し書いた気がするが、「観光客」としてだといつもよりも気持ちリラックスして英語を口にすることができる。 観光地で出会うお店の人や係の人は、観光地という空気がそうさせるのか、通常よりもフレンドリーだったり対応が親切・丁寧なことが多い気がする。 私自身も、気持ちがワクワクした状態でいるので、通常より

          観光客という鎧に包まれる安心感

          「日本語」を避けたいのはなぜ…自分でも分からなくなってきた

          私の英語が自分で満足できるレベルであれば、 私に英語でやり取りする友人や機会が多くあれば、 きっと、日本人と関わることにここまでモヤモヤした思いを抱くことはなかっただろう。 昨晩、ふとそんなことを考えた。 アメリカに何年住んでいても、「日本人」との関わりには敏感になってしまう。 それは、家庭でも日本語、外ではほとんど英語を使わない、という時間を過ごしているからかもしれない。 私が恐れているのは、「アメリカにいるのに、日本語ばかり話して生活すること」なのか。 たしかに、E

          「日本語」を避けたいのはなぜ…自分でも分からなくなってきた

          今の気持ち

          英語が好き!英語使いたい!という気持ちを大きく持ってアメリカ生活を始めた私。 ところが、本場の英語にすっかり心折れてしまい、どんどん弱気で消極的になっている。 それでも、諦めたくない気持ちはまだある。 残り少ないと思われるアメリカでの日々を、何とか英語と仲直りして終えたい。 このまま日本に帰ったら、もしかしたら、英語を使いたいと思わないかもしれない。海外生活をしたいとも思わないかもしれない。 そうなったら…。 私が長い年月をかけて築き上げてきたものが真っ白になる。 それを想

          今の気持ち

          日本に帰りたい…

          英語が好き!英語を使いたい! そんな私だったけれど、アメリカに来て「本場の英語」に打ちのめされていくうちに、どんどん気持ちが落ちていった。 そして、今日、とうとう、 「もう日本に帰りたいな…」 と思った。 どれだけ英語に凹んでも、 どれだけ友人がいなくて孤独に過ごしていても、 どれだけ海外生活を充実させていなくても、 日本に帰る ということを考えるのは嫌だった。 少しでも長くアメリカに居たい。 そう思っていた。 いつ夫に本帰国の話が出るか…恐れていた。 そ

          日本に帰りたい…

          便利なものに頼ってはいけないという気分

          英語が好き!英語を使いたい! という情熱をもってアメリカ生活を始めた私だが、 自分の英語が思っていたよりずっと使い物にならない現実を知り、 すっかり自信を失っている。 外で英語を使うことに毎回大きく緊張し、話し終わった後は、それが店員さんとの短い会話だったとしても、「あの発音をきれいに言えなかった。」「瞬時に返答できなかった。」「文がめちゃくちゃだった。」とあれこれ反省。 英語を学んでいると、 失敗してもいい。その経験でさらにレベルアップした英語力を身につけることができる

          便利なものに頼ってはいけないという気分

          私はフレンドリーな日本人?

          「アメリカでは、道ですれ違う見知らぬ人にも笑顔で挨拶をしたり軽く言葉を交わしたりする。」 と、いう話を日本に居る頃あちこちで見聞きしたので、そのことをしっかり頭に置いて渡米した私。 私がよく歩く道は住宅街エリアにあり、すれ違う人は散歩中の人がほとんど。 私は、冒頭に書いたことを意識して、自分から”Good morning!"とか"Hi!"など挨拶をしている。 そこから会話が生まれて話し込む…ということは残念ながら無い。 私は暇を持て余しているほうなので、おしゃべりが始ま

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