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窓辺に映る、あの日の孤独を。


旅先で生まれていく「わたし」だけの物語。


その物語は、わたしに「つよさ」と「しなやかさ」を与えてくれる。

どんな環境でもたのしめる「つよさ」。
どんな状況でも動じない「しなやかさ」。

このふたつが灯台となり、どんな暗闇をも照らしてくれる。


この物語を知っているのは、世界中で「わたし」だけ。
お父さんも、お母さんも、仲のいいともだちも知らない。

眠れない夜に、そっと開いて大事に読んでいる。



だれひとり結末を知ることのない「わたし」だけの物語。

「わたし」だけが、その続きを書くことができる。

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